2017年8月24日木曜日

第783回バンコクスリウォンロータリークラブ例会(2017年8月22日)

783回バンコクスリウォンロータリークラブ例会(2017822日)
@インターコンチネンタルホテル4

【メンバー出席者】
鈴木会長、飯田光孝元会長、飯田直樹元会長、北浦次期会長、中島元会長、栗並さん、藤江さん、立川さん、佐藤さん、小田原元会長、

VISITING RTN
ファストリスティングガバナー・ジェネラル サイウット様
サイウット様 奥様
徳島プリンスRCモリワキ様
静岡中央RC 鈴木様(ゲストスピーカー)

GUEST
村田 知弘 様
高橋  花奈 様
カンバラ 様
栗田 マユ様
サナダ 様

《誕生日・記念日》
28日 ウィム様お誕生日
25日 飯田様 奥様サチエ様お誕生日

《鈴木会長より・会長報告》
今月は理事会も終了し、先週は日本もお盆休みでありました。タイでも女王様のお休みが近いということもあり、例会はお休みをしました。まだ官公庁では、服務期間ということで、あまり盛大には行われなかったようです。タイでは女王様のお誕生日は母の日にあたります。お食事に行かれるなど、ご家族と過ごされる方が多かったようです。本日は、ゲストスピーカー様のスピーチ、並びに佐藤様の入会式もございますので、ご挨拶は以上とさせていただきます。

Hug & Shaking Hands

《スローガンバッヂの授与》

《小田原前会長より》
メンバー冊子刷新に伴う報告となります。現在、新しい会員紹介を作成していますが、ご自身のご紹介に間違いがないか今一度確認をお願いします。現在、未記載のページが2ページあります。何か記入したほうが良い内容などありましたら随時ご連絡ください。集まらない場合には、写真を挿入しようと思っています。来週初めには出稿したいと思っています。冊子を回覧しますので、内容を確認してください。

《立川RTNよりファミリーナイトの出欠確認》
来週はファミリーナイトということで出欠席の確認をとっています。場所は飯田さんのお店にて実施します。現在、出席される方は24名となっております。楽しい会食を期待しておりますので、何卒よろしくお願いします。

《佐藤RTN入会式》

《ゲストスピーカー・鈴木様より》
皆様、こんにちは。タイのロータリーに出席するとは思っていませんでした。海外という場でスピーチするのも初めてのことであります。私の所属している静岡中央RCは今年で創立30周年を迎えます。今年は、歌舞伎を招致し、盛大に周年の会を実施しました。30周年以上を迎えているクラブは日本でも多数ございます。現在、静岡中央RCの会員は60名ほどいます。2年ほど前は40数名まで会員が落ち込むという危機がございました。会員が高齢化したということも原因でありますが、なんとか一昨年8名、去年5名と会員を増やすことができました。理由としまして、JCの卒業生に働きかけたことが挙げられます。日本全体で見ても、RCの会員はかなり減っております。クラブによっては、10名前後のものもございます。ご存知の通り、RCは合併するといったことはほとんどなく、存続することが難しいクラブも多くあるのではないかと思います。日本は不景気が続いており、なかなか経営者が育っていかないという環境もありますし、ロータリーの普及活動もなかなか進んでいないのではないかと思います。もう一つの取り組みとして、定款の変更をしました。ゴルフ同好会・グルメ同好会・旅行同好会など、同好会を定期的に開催することによって、出席メンバーは出席を兼ねることができます。良い点としまして、1月に1回ゴルフをやるとった取り組みが、メンバーの気分転換にもなり良い働きをしているようです。今年度から定款の変更が容易になったこともあり、期の途中でも変更が可能となっています。会員を可能な限り繋ぎとめておきたいといった思いがあるようです。時代の変化に合わせて、そういった取り組みも必要なのではないかと思います。
私も20年前にRTNになりました。現在は、64歳です。44歳のときに入会いたしました。その4年前まではJCにいました。例会や食事会も継続的に参加していますので、ライフスタイルそのものがRCと合ってきているように感じます。
現在、RCの会員数は減少してきていますが、では、改めてロータリーの魅力とは何かということを、よくメンバーで議論します。確信を突く内容がなかなかないということと、メンバーの年齢差があり、なかなか運営していくのが難しい状況というものが続いてしまっていました。
2013年から2014年の会長を務めました。1年を通し、皆様の前でスピーチをするという経験をし、成長できたのではないかと感じています。

私は、建築士として建築設計に携わっています。縁がありドクターと知り合い、病院を開設したいということで、医療のコンサルタントと建築設計と両輪で業務にあたっています。元々医療のコンサルタントというのは20年程前、現在から数えますと40年ほど昔から、医療のコンサルタントには携わっていました。そちらと病院の設計に関わらせていただくということから、自然と病衣の経営をするようになりました。現在、病院のベッド数、介護のものも入れまして458ベッドあります。職員が、グループ含めると600名程です。売上が、年間約70億弱。20年という期間ではありますが、特に、後半の12年間で10倍ほどの急成長を遂げることができました。日本は、現在高齢化が進んでいます。先ほどの、ベッド数も常に400台弱は常に埋まっているような状況です。静岡市の中心部に位置し、リハビリを中心にした病院となっています。現在、パンフレットを回覧させていただいておりますので、是非ご覧ください。パンフレットに映っています病院の写真から、人が見えると思いますが、こちらは病棟が完成した際に理学療法士や作業療法士のセラピストと一緒に撮影したものです。栗田さんも、2年前、こちらで働いていました。今、理学療法士は、173名います。静岡県で、こちらの人数はナンバーワンではないかと思います。こういった方々が患者様を治していくといった病院です。これ以外に、静岡リウマチ整形外科病院。こちらは、主にリュウマチや人工関節、脊髄などの外科の手術をしています。こちらが、88ベッドあります。また、エスコートタウンという介護老人保健施設も運営しております。
日本では、急性期の病院というものの他に、その下に回復期を中心とした病院がございます。こちらは、リハビリを中心とした病院ですが、その下に維持期といったものがあり、合計で3段階に分類されるのではないかと思います。そして、自宅での療養期間も含めると4段階に分かれていることになります。
急性期は、オペのみを実施するような、1週間以内に退院をする施設です。しかし、すぐ家に帰れないという事情のある方たちが、我々のような回復期の病院に来て、23か月リハビリ治療して、ご自宅に帰られるといった流れとなります。我々のリハビリだけではなく、人間の持つ自然治癒力というものも味方しているのだということを感じさせられます。平均年齢82歳の方々が元気に退院していくということは、非常に嬉しいことであります。
458というベッド数は、回復期の病院においては、日本最大級ではないかと思います。静岡市は72万人の人口がおりますが、回復期の方々の入所者数をまかなえているのだろうかということは常に懸念しております。日本は寒いですから、冬の大腿骨の骨折という症状が非常に多いです。女性が、骨粗鬆症になり、転倒し、骨折してしまうということが多いのです。冬場の13月は、脳梗塞も含め、非常に病院が混雑する時期でもあります。現在、理学療法士は173名ですが、来年には200名を超すように尽力しています。
先日、中国浙江省を訪問しました。中国ではリハビリといったものは根付いていない状態であります。理学療法士のような国家資格もありません。インフラもなく、機械もほとんどないような環境です。
人口は多いですが、インフラが無く、高齢化も進んでいる中国では、日本のリハビリに関する基盤を積極的に取り入れたいようです。我々の病院にも、視察に訪れる方がいらっしゃいます。
日本でも問題はございます。日本の病院では看護師が足りないといわれています。ただ、これは急性期の病院に多く集中してしまっているということであり、厚生労働省もこの偏りは是正しようとされているようです。それらを賄う社員・パートを雇う費用も増加してきており、継続して人手不足が続いています。今回、タイを訪問した目的に、社員旅行の視察も兼ねております。今現在は、オーストラリアのゴールドコーストのみを対象としておりましたが、もう少し近場で暖かい、ここバンコクも新たに対象とする予定です。福利厚生の充実も継続して図ってまいります。
車いすを114台寄付させていただきました。タイでは車いすが足りていないということをお伺いし、エンパワーメント協会様のご協力を通じ、スムーズに事を運ぶことができました。明日、式典にて表彰式に参加させていただいて参ります。タイのために、引き続き協力していければと思っております。

《神原院長より》
ご紹介にあずかりました神原です。
鈴木さんは、非常に良い環境の病院づくりを心掛けてくださっています。先ほどもご説明がありましたが、急性期の病院と、回復期の病院とはその使命が異なっているわけでありますが、急性期を過ぎた患者様を、回復期の施設に、ご家族の希望なども含め転院されることによって、急性期の病院の病床数の確保にも繋がっているのではないかと思います。
本来であれば、すべての患者様は、急性期を過ぎ、回復期を経て自宅に戻るべきでありますが、それを全て実現することは難しいと思います。我が院では、脳卒中・骨折の患者様の受け入れを中心として行っておりますが、理想は、すべての患者様に回復期を経ていただきたいということです。特定の疾患の患者様を中心に受け入れていますが、厚生労働省も、回復期施設を増やすべきだという動きをとられています。将来の我が国のより豊かな医療体制、健康長寿のために今後とも、一同共に頑張っていきたいと思っております。

(質疑応答)
認知症の方の受け入れは実施されていますか?
-受け入れています。骨折と併発するケースも多数あります。認知症の症状により、リハビリが可能な方とそうではない方もいらっしゃいます。

リハブといった言葉はご自身でお作りになられたのでしょうか?
-そうです。リハビリから派生させた造語であります。リハビリを、我々は目に見える数字として表したく、3年前から取り組んでいます。フィムという数値もございます。どこまで回復したのかを考えるために使用する数字です。昨年の診療報酬改定の議論の際には、アウトカムという考え方が出てまいりました。どれだけ治したか、というものを判断する際に使用する指標です。どれだけリハビリをしたかではなく、どれだけ治したか。素晴らしいことだと思いました。我々が早期から取り組んでいたことに対して、国も、同じ流れを意識してくれるようになったのだと感じています。

人材不足とのことでありますが、外国人の社員の方々は就業されていますか?
-はい。タジキスタンという国は介護の方々を外国から受け入れており、視察にもお伺いする予定です。年間50人規模を雇用できればと考えている。

《バナー交換》

《ラッキードロー》
梅村さん協賛のウヰスキーは、梅村様がゲットされました。

《鈴木会長より閉会にあたり》
身近な問題としての介護のお話、ありがとうございました。私自身、車椅子に乗っていたこともあり、とても身につまされるお話でありました。静岡というお土地柄、とても良い場所であると思います。私の事業のほうでも、静岡県の磯自慢といったお酒を今後輸入予定です。本日は、誠にありがとうございました。ビジティングRTNの方もありがとうございました。


20時閉会点鐘

2017年8月10日木曜日

第782回バンコクスリウォンロータリークラブ例会 8月8日

782回バンコクスリウォンロータリークラブ例会(201788日)
@インターコンチネンタルホテル4

【メンバー出席者】
鈴木会長、山田さん(SAA)飯田直樹元会長、北浦次期会長、中島元会長、スモン元会長、栗並さん、藤江さん、小田原元会長

19時開会点鐘
国歌斉唱(タイ・日本)
ロータリー4つのテスト

VISITING RTN
バトゥムワンRC ファトスディストリクトガバナー・ チャイワイ様
バンラックRC 鶴田様
大曲RC 佐々木様
西尾RC 手嶋様
徳山東RC 岩本様

GUEST
藤原 孝太郎 様
栗田 マユ様
糸永 里美 様
高橋  花奈 様
村田 知弘 様


《誕生日・記念日》
821日 森場様の奥様

《鈴木会長より》
こんばんは。先週の例会では、日本で発生している雄物川の水害についてお話いたしました。本日は、現地で被災された大曲RCの佐々木様にいらっしゃっていただいています。飯田RNと何度も大曲にお伺いさせていただきました。大曲は、花火がとても有名な土地であります。日本三大花火大会があることでも知られています。大曲地区は、雄物川に大変近いところということで、非常に心配しておりました。後ほど、現地の状況についてお話を頂戴できればと思います。佐々木様はお酒を作り、世界に販売もなされているのです。
タイでも洪水被害が発生しております。本日が締切で、お一人様約1000バーツをスリウォンRC有志で集めています。宜しければご賛同ください。
本日はゲストスピーカーの方もいらっしゃっておりますので、私の話は以上とさせていただきます。

《北浦次期会長より活動報告》
こんばんは。本日は、自転車委員会と理事会がございましたので、そちらの内容のご共有をさせていただきます。
1点目は、自転車委員会の今期の日程が決定いたしました。
118回:ウドンタニ県は、1127日に、富山シティーRCのご協力。(洪水のため、9月から変更)
119回:ナコンパノム県、1218日、せせらぎ三島RCのご協力。
120回:サランブリ県、115日、ダイバーシティRC 参加
121回:ソンクラ県、226日、玉名RC
122回、123回に関しましては、4月末頃ランパン県、6月中旬ごろ、社会福祉局ということで予定させていただいております。

2点目は、友好クラブである福井あじさいRCについてとなります。
1128日の例会にいらっしゃいますので、そちらで交流させていただきます。事前に事業内容につきましては、ご連絡いたします。こちらは立川様がご担当されております。

3点目は、会計についてとなります。
こちらはスモン元会長がご担当されています。赤字は大きく発生してはおりません。プロジェクトアカウントと、オペレーションアカウントに分かれておりますが、プロジェクトアカウントが、37,000バーツほどの赤字。こちらの内訳は、インカムとキャッシュアウトの差となっています。オペレーションアカウントにつきましては、9,300バーツの赤字です。新しい方が1人入会して頂ければ、こちらは問題ない見通しとなっており、会計上は、問題ないとの報告を受けています。

4点目は、サコンナコンの洪水に関してとなります。本日まで有志の方に支援を募っています。ご協力ください。

5点目は、自転車委員会のファンド化という議論がございました。ファンド化することのメリット・デメリットに関してですが、メリットとして、多様な支援ができ、事務局費用を賄うことも可能です。車いすのメンテナンス費用も賄うことができるのではないかと思います。
デメリットとしましては、お金を出されたところと、実際使用するところが違ってくるのではないかというお話がございました。
来期からどのようにしていくのかということを、日本側に聞いていこうとしております。

6点目は、例会についてです。
100%出席が月2回か4回かというところでフィックスしておりませんでしたので、告知出来ておりませんでした。こちらは、2回ということにしていきます。
とは言いながらも出席率が下がるということではなく、4回出席していただくという前提を再度ご認識お願いします。こちらで会員増強を図りたいと考えております。

7点目は、新規入会の佐藤様に関してとなります。
822日いらっしゃいます。ロータリーカード・マイロータリーパスワード・IDにつきましては、Xさんに依頼しており、皆様にもお渡しさせていただきます。

8点目は、情報の共有化に関してとなります。
現在は、メールとFacebookで実施しておりますが、LINEを使用するお話を立川様よりいただきました。検討した結果、セキュリティ問題と、履歴が残らない点、ログが壊れてしまうと過去のデータが閲覧できなくなってしまうことを勘案しまして、引き続きメールとFacebookを利用していきます。

データのドライブにつきましては、書類・過去のドキュメントは事例化したほうがいいといったお話がありました。藤江様が実施してくださる予定です。Google Driveに一元化して参ります。

829日のファミリーナイトにつきましては、飯田様のお繋がりでもございます大の樹様で実施します。詳細につきましては、ウィムさんからご連絡いたします。
日程のご調整のほど、よろしくお願いします。

理事会は、来月から、原則第三火曜日に実施いたします。
次回は、919日に理事会を開催します。

《栗田様・ゲストスピーカーの紹介》
WAFCAの藤原 孝太郎先生です。今は、アジア車いす交流センター日本の事務局の理事をされています。それ以前は、愛知県にある安城特別支援学校にて校長先生をされており、
長く日本の障がい者教育に携わっておられます。昨年、拠点をタイに移し、タイと日本で活動されています。主には、タイの障がい者の教育支援ということに携わっていらっしゃいます。本日は、タイでの障がい者支援の取り組みについてお話をしてもらいたいと思います。

《ゲストスピーカー・藤原 孝太郎様》
こんばんは。ご紹介いただきましたWAFCAジャパンの理事の藤原 孝太郎と申します。
今日はタイの障がい者の支援についてお話します。これまでの経過と、どうしてタイの障がい者支援に携わろうと思ったか、経過と現在の活動についてみなさんにお話しをさせていただきながら、さまざまな形のご支援を頂けたらと考えています。

WAFCAジャパンとWAFCAタイランドが架け橋となり、2011年に愛知県安城特別支援学校、ロッブリー県の学校教員を研修に受け入れてほしいとの提案がありました。
そんなことから、正岡さん・熊沢さん・WAFCAタイランドのほうからタイの教員の受け入れを提案しました。私たちがそれを受けいれて交流がスタートした形となります。
タイの人、35日間学校の中で、一緒に子どもたちと授業をしたり、教育機関に見学に行ったり、2012年からは、愛知県の教員も、ロッブリーを訪れて交流をしようということになりました。そして12年からは、双方向の交流がスタートします。2016年、2月。1ヵ月後に定年退職を迎えるにあたって、引継ぎ等非常に多かったので、是非関係を継続してほしいという思いがありまして、2月に一人でタイに来ました。
そして姉妹校提携の奨励を実施しました。学校の方も、職員、愛知県の教育委員会の了解も得、2月に1人で来たのは初めてですが、空港にはロッブリーの校長先生をはじめ関係者も来てくださり、安心して署名をし、手厚い歓迎を受けました。

こちら(スクリーン上のスライド)は、タイの教員が日本を訪れた記録の写真です。
空港に迎えに行き、左上は空港から刈谷にありますホテルを拠点に、刈谷行きのバスに乗る所の写真です。前の正門で撮った写真です。左下はロッブリーのタイの教育の取り組みについて学校で発表をしているときの様子です。右下は、懇親会の様子です。学校を卒業された方が就労した先の視察も実施しております。

学校では、日本の給食を食べて頂きました。
牛乳を飲む、といった小さなことであっても参考になったとおっしゃっていました。
タイでは、午後3時に飲む習慣のようでした。右下は、今年の写真です。つい先日、7月下旬に日本の教員が訪れた際のものです。エビカニクスといった踊りを子どもたちと一緒に楽しんだ際の写真です。また、タイのほうで、このようなホテルで実習をしている写真がございます。タイの料理、日本の料理を先生方で作って交流するという取り組みも実施しました。そして、2月に姉妹校提携の署名に来られたときの写真です。大変、手厚い歓迎を受け、知事もいらっしゃり盛大に実施しました。
ちょうど、ロッブリーのナライ王祭りをしていました。昨年初めてナライ王祭りにも参加いたしました。

毎年、タイの複数の学校の先生方が、姉妹校の研修ということで、愛知県の学校を訪れるようになりました。また、今年も10月の中旬に日本を訪れます。現在は、WAFCAタイランド、WAFCAジャパンも国際交流の一環ということで、視察を受け入れる協力をしていただいています。

さらに教育長の財務関係の方であったり、教頭先生方、あるいは校長先生方の単独の視察。対象は、国立の孤児院がノンタブリーにございますが、どんどんと視察といった手法が広がってきています。全てをアテンドできてはいませんが、出来うる限り、日本の教育内容・指導を学びたいという強い気持ち・熱い思いのある方々ですので、引き続き協力したいと考えております。

文部科学省・教育省・研究機関も含めて連携方法を模索しております。
今月の月末に、ASEANの特別教育シンポジウムをセントラホテルの中で、500人規模で行いますが、それにも日本の文部科学省が協力していただけることになっています。

これが今年の3月、6月に実施した関東地区の教育機関の視察の写真です。
皆様熱心で、多くの質問もいただきました。質問が終わった5時ごろからは、買い物がしたいとのことで、運動グッズをたくさん買われていました。真ん中の上の写真は、佐川急便の特例子会社の様子です。仕事時に履いている靴をピカピカに磨いてリペアする状況を見せていただきました。こちらは東京の羽田にあり、全国でもこちらだけとのことです。

先ほどお話したように、3月に退職してからWAFCAの理事、6月からアヌサワリに拠点を置いております。
WAFCAタイランド、熊沢事務局長の事務所に、週1回か2回行っています。地方の障がい者の現地調査にも同行しています。
タイの教育省のお手伝いも実施しています。シンポジウム開催の準備や、視察のアテンドも含めて取り組んでいます。日本の教育について大学でもプレゼンをさせていただく機会もございます。英語でスライドを作り、お話させて頂いております。

このあとにお話しする、タイ障がい者エンパワーメント協会の顧問もしています。
地方の障がい者の出会いで、スパンブリー県に行く機会がありました。
タイでは、車いすは全てと言っても良いほど行きわたっているといった情報が多くございますが、実際は、病院に申請したり、役場に申請したりすることによって車いすが手に入ることには入るのですが、実際スパンブリーはあまり遠くない2時間くらいの距離であっても、「車いすが壊れていて直すお金がない」、「バンコクへ部品を求める手立てがない」、「農業以外に仕事がない」といった状況がございます。田舎のエリアの方は、養鶏、養殖、牛の飼育、花や野菜の栽培をしている方がほとんどでした。スパンブリーにあるエンパワーメント協会は、巨大な農場を使って、自給自足型の職業訓練をされているということでの視察でしたが、現地の方々は、仕事を学び、就業できるということで、「わたしたちのような障がいのあるものが、仕事ができるといったことだけで幸せだ」、とおっしゃっていました。「社会の一員となり、ひとつの歯車となれることが大変な喜びであります」と言っています。そのコメントを聞いて、大変大きなインパクトを受けまして、こういった方々をサポートしていきたいと強く考えるようになりました。

壊れてしまっている車いすについては、紐で縛ったり、肘の部分に布をあてたり、皆自分でリペアをしています。道路も未舗装のところが多く、大変車いすが傷んでいるということが分かりました。そこで早速、中古車いすの寄付を募ることにしました。
Facebookや色々な場所で、告知をしましたが、なかなか連絡がなく、AJU自立の家という愛知県の組織でバンコクの事務所があるものがございますが、1223日に30台寄贈して頂き、先ほどの現地の方たちに、リペアした綺麗な車いすが行きわたりました。そして今年の3月に梅村会長から紹介を受け、静岡県の医療法人社団アール・アンド・オーから、100台の車いすを寄贈して頂き、6月中旬から清水港を出発することができました。私のようなものが、40フィートのコンテナに荷物を積み、タイに送るということはとても難しかったです。インボイスであるとか、書類関係のことで、とても頭を痛めました。そして、6月下旬にスパンブリーにようやく到着させることができました。
そのアール・アンド・オーの鈴木理事長様が、再来週ゲストスピーカーとして、このクラブに来られると聞いておりますが、そのような経緯でお見えになるということをお伝えさせていただきました。
23日に、現地で車いすの寄贈式。アール・アンド・オー、梅村会長もいらっしゃる予定です。

取り組みの中で、次にWAFCAジャパン、WAFCAタイランドと、前回も熊沢事務局長のほうからお話がありましたが、1031日から115日。バンコク・アート&カルチャー・センターで、アジア子供絵画展を実施します。教員同士の交流だけではなく、子ども同士の交流を目指します。絵を交換して、両国に飾ります。

クオリティの高い絵を描く子どもの作品は、企業のノベルティ商品への採用も実施しています。アティックアートの紹介も併せてさせていただければと思います。才能があり、絵を描けば、就労・収入に繋がるということを紹介し、今後広がっていけば良いのではないかと考えています。
愛知の取り組みも同様のものが多いので、愛知のパネルも飾る予定です。開催に向けて、こちらもみなさまの寄付をお願いしたいです。

ノベルティは、クリアファイル・カレンダー・図書カード・タオル・手提げの紙袋などがございます。GAKUBUNという会社は、ラッピングした刈谷市の循環バスを運行しています。私共WAFCKAの絵画展、WAFCAタイランドが勧めている教育事業に引き続きご協力をお願い申し上げます。

先ほど、熊沢事務局長からも依頼のお電話がございました。皆様に宜しくお伝えくださいとのことでした。以上です。よろしくお願いします。

《バナー交換》
大曲RC佐々木様、お願いします。

《大曲RC佐々木様》
おばんです。秋田の佐々木です。
「おばんです」は、秋田で「こんばんは」という意味です。
721日の夜から局地的な大雨が降りました。2メートルほどの高さの倉庫が2棟水没するほどの大雨でした。こちら(日本酒)は、倉庫から一昨昨日出しまして、洗ったままの状態のものです。ラミネートの内側に泥がついてしまっていて、売ることができません。保健所の許可がおりないのです。そこで、皆様に飲んでもらおうと思い、持ってきました。中身は全く影響がないので、ご安心ください。
私は、2007年、2008年、2009年、と大曲RCの会長をやっているときに、こちらにお邪魔させていただきました。その足で皆さんが大曲の花火に来てくださいました。
幸代会長、ご主人をはじめ、20数名が来てくださいました。それから毎年バンコクRCをはじめ、多方面から参加してくださっています。多いときは30名くらいの参加があります。お客様がいらっしゃったときには、アテンドさせていただき、一緒に寝泊りをし、サポートしています。もしこれからも、参加してみようといった方がいらっしゃいましたら、今年はもう間に合いませんが、来年以降いつでも連絡をしていただきたいと思います。とくにスリウォンRCの皆様には、初めて参加させていただいたRCということもあり、特別に感じています。
今回は、10年ぶりに参加させて頂きました。水害の慰労もいただきまして、本当に励みとなっております。また、ファストガバナーのチャイワイさんとも数年前に知り合いまして、ちょうど先月の14日に、秋田から10年ぶりに小学校・中学校を統合して不要となった椅子と机を、40フィートコンテナ1台の中に、324セット。10年間かけて集めて、整備し、チャイワイさんのおかげで、無事お届けして、昨日一昨日と、チェックに学校をまわって、インタビューを先生方、教育委員会の方に実施させていただきました。そちらのレポートを持ち帰り、今後、数万台、数十万台と繋げていければと考えています。
要するに、学校が統合してなくなってしまうということは、こういうことなのだと思います。みな、ゴミとなってしまうのです。循環資源協同組合という組合を作り、それらの廃棄物をリメイクし、世界中に送るということで、黒板とかアコーディオンなども対象としています。たくさんのものが捨てられてしまっています。熱のこもった思い出のあるものが捨てられています。お金をかけて廃棄しているのです、日本では。
是非そういった点を念頭に、日本でも目を配って頂き、情報がありましたら、私どもに伝えていただきたいです。きちんと責任を持ち、輸出いたします。
外務省ともよくコンタクトをしています。是非、悩まずに、海外に簡単に送付する方法もございますので、ご相談ください。他には、中国、ロシア南アフリカ、ザンビアのほうまで、支援をしています。タイでは4年前から秋田の学校の生徒をエクスチェンジで迎えておりまして、そんな彼らを育て、将来ロータリアンになるような、きちんとした教育事業をやっていきたいとも考えています。子供を育てていきたいのです。
私の子どもたちも育ち、今やっと一人前になりました。ロータリーの4つのテストというものがございますが、それに常に照らし合わせ、秋田の田舎のロータリーですけれども、今後もお付き合いいただいて、世界の中でも生き残れるような、そんな日本で今後もありたい、と思っています。貴重な時間をありがとうございました。

《乾杯~日本酒・おさげっこ~》
アメリカニューヨークでは、1000ドル程で販売しています。
一般販売はしておらず、輸出専用のものです。
過去には、バンコクでも輸入していました。
おさげっこという名前は、秋田の言葉で、おいしいお酒ということです。

この時間をお借りして、ブンクムRCのアシスタントガバナーの、ジョンコンディーさん、モッさんから、インスタレーションパーティーのときにいただきましたもの(making a difference)をお配りします。今週お休みの方には、22日にお配りします。

《徳山東RCイワモト様》
みなさま。こんにちは。
私もベトナムで障がい者の支援をしています。中部地区の農業しか行えず、平均収入が約10万円といった方々に対して、現地の医科大学の方と協力し、車いすを送っております。
来週、メンバーが100万円ほど、支援させていただく予定となっています。
本日のお話は大変勉強になりました。ありがとうございます。

《鈴木会長より》
秋田の復興に…乾杯。
雄物川の水害では、お亡くなりになった方・ケガ人もおられないとのことで安心しています。タイも大洪水を直近で経験しております。まだ福岡のほうも、大分のほうも復興していない状況が続いています。
藤原様、改めまして、本日は本当にありがとうございます。

《ラッキードロー》
梅村さん協賛のウヰスキーは、スモン元会長がゲットされました。

《今後の予定》
次週はお休み。22日に例会を実施します。
29日は、ファミリーナイトとなります。
大の樹さんにて1830分~実施いたします。
積極的にファミリーをお連れください。

《鈴木会長より閉会にあたり》
お酒があるとお話が弾んで良いですね。
本日は、自転車委員会と理事会がありましたので難しかったと思いますが、
是非例会の際には、1830分までにはいらして、食事をしながらお話をし、
打ち解けていくというのも良いですね。

Hug & Shaking Hands


20時閉会点鐘

2017年8月9日水曜日

第781回バンコクスリウォンロータリークラブ例会 8月1日

781回バンコクスリウォンロータリークラブ例会(201781日)
@インターコンチネンタルホテル4階

メンバー出席者:鈴木会長、山田さん(SAA)、飯田光孝元会長、飯田直樹元会長、北浦次期会長、中島元会長、梅村財団委員長、スモンさん、栗並さん、藤江さん、 (10名)

19時開会点鐘
国歌斉唱(タイ・日本)
ロータリー4つのテスト

VISITING RTN】和田さん、安藤さん

GUEST】山田さん、村田知弘(鈴木会長紹介SCS Trading

《誕生日・記念日》今回は該当者なし

《鈴木会長より》
日本では東北地方を中心に活発な前線の影響により、記録的な大雨が発生してしまっているようです。特に秋田県では雄物川上流が氾濫するなど広い範囲で浸水被害が起こっています。私どもの会社の取引先蔵元様も、対象地域に2蔵あり、影響を懸念しています。
訪日中は、タイよりも暑さを感じる気候でありました。先日帰国し、日本よりもタイは涼しく、日中の過ごしやすさを感じています。

《山田SAAより》
ハワイに10日間滞在しておりました。身近なトピックスとしまして、妻が法政大学を卒業しました。ハワイでは、弟が化粧品を取り扱った仕事をしております。
ジュエリー業界について、かつて3兆円規模の業界といわれていましたが、現在は縮小傾向にあり、約6000億円規模と言われています。原因として考えられることは、20年以上継続しているデフレの影響が大きいです。日本の物価も低く、個人給与所得が上がっていない状況が続いています。
安倍内閣は、インフレターゲットを打ち出し、結果にコミットしていましたが、進捗は芳しくありません。具体的な要因分析をする際に、プライマリーバランスが参考になるのではないかと思います。お金を発行することは良いのですが、個人消費が増えていません。民間は、900兆円ものお金を借りていると言われています。900兆円と聞くと、規模がとても大きいように感じますが、実際は、2.5京円まで借りることが出来るというデータがあり、むしろ民間はお金を借りられるのに、借りていないという状況であると言われています。誰も借りない、故にキャッシュが潤沢ではないため、ジュエリーは売れないといった状況であります。
日本政府の政策は、お金を発行して、国の借金の返済に充てています。メディアや報道などでは、日本は借金大国で、国民一人あたり800万円弱の借金があるといったことが言われており、返済義務の有無や将来の展望についての議論が為されています。ですが、その論点は本質的なのでしょうか。私たちは、国にお金を貸している債権者といった解釈が正しいのではないでしょうか。この立場に立ったとき、政府のとっている政策は、コミットしたインフレターゲット並びに、個人消費の活性化とは、逆行しているのではないかと考えられるのであります。

《北浦次期会長より》
先週の出席率は68.5%でした。訪日される予定のある方は、引き続き積極的にメイクアップを実施して頂きたいと思います。
浄水器事業への参加について、浦和中へ行き、参加して参りました。メンテナンスに協力したほうが良いのではないかと感じています。

《中島元会長より》
バンコクには、3330334033503360地区のRCがあります。我々は、3350地区・タイ中央です。この4つのRCがあるタイでは、現在約8700名のロータリアンがいらっしゃいます。

メイクアップ予定について、83日〜5日まで、梅村、中島で、五所川原RCへと訪問予定。
3日は、立ねぶたの前日。4日は当日ということもあり、地域住民の方も含め、盛り上がりの想定される会となるのではないかと思います。
五所川原RCは、2004年に、ファミリー事業への参加、協力。2005年は、リサイクル自転車のスポンサーとして、また、それ以降も、浄水器設置のスポンサーとして、8年以上に渡り、多大な貢献をしてくださっています。今後のさらなる関係性の強化と、鈴木会長の事業サポートも実施頂く方向でお話をさせて頂いています。進展あり次第、随時ご報告させて頂きます。

《鈴木会長より》
今後の予定について、本日は、第781回。会長交代式は、第777回でありました。委員会・理事会の開催は、次回88日の第2火曜日に実施させて頂きます。お盆休みと重なっていることから、次週のみ第2火曜日に実施致しますが、原則、今後の理事会・委員会は、第3週火曜日に実施することとしていきます。
829日は、ファミリーナイトです。ご担当は、ウィムさん・森場さんとなっています。皆様の積極的なご協力を宜しくお願いします。

《梅村財団委員長より》
ファミリーナイトについての再確認事項です。食事会場選定については、改めて基準の確認をお願いします。原則、会費1000バーツ以下で実施できる場所となっています。担当者の方との認識も改めて合わせて頂きますよう宜しくお願いします。

《飯田直樹前会長より》
グローバルグラウンドについての進捗状況のご報告は、MOU40件の目標に対し、残10件。30件の学校につきましては、既に完了しています。目標件数へショートしてしまっている背景としまして、先月26日に発生しましたサコンナコン地域の水害の影響が挙げられます。大雨による洪水により、未だ被害が残っている中、車が道路に浮いてしまっているなど、対象校にアプローチできない環境が続いてしまっております。ですが、本日以降1週〜2週の間には残10校全て終えるスケジュールで引き続き動いております。これにより、直近の贈呈式までに、資金調達を行う件については、問題なく実施できる予定に変更はありません。アプルバルが降りた際に、キャッシュを先に提供して頂ける予定となっており、こちらの件につきましては、引き続きXさんと徳山東RCとの連携の上、実施して参ります。
インフルエンザについての情報をご共有いたします。先週まで罹患しており、外出を控えておりました。その際に個人的に調査しました情報についてとなります。
4点ございます。
1点目は、流行する時期についてです。日本は乾燥している季節に流行しますが、タイにおいては雨期に流行する傾向があるようです。期間で申し上げますと、6月〜12月です。症例数のピークは6月〜7月をピークに、8月〜12月にかけて微減していくようです。タイにもワクチンがあり、日本のものと同じく1年間有効です。具体的に言うと、完全なワクチンではなく、流行するであろうウイルスの型に合わせて、免疫を作る、といったニュアンスのほうが正しいのではないかと思います。
2点目は、風邪との違いについてです。インフルエンザは、高熱と全身症状を伴います。高熱の定義は、38度以上と言われています。発熱の際に、解熱剤を服用させる方が多いと思いますが、本人の気付かないインフルエンザといったものもございますので、疑わしい症状がある際には、速やかに病院での検査を実施されることをお勧め致します。
3点目は、外出可能な時期についてです。明確な時期については、解釈が別れていますが、解熱後3日若しくは4日といった意見が一般的です。
4点目は、インフルエンザ罹患時に、服用してはならない薬といったものがあり、アスピリン系の薬です。
今年のインフルエンザで、死亡例が確認されているのは、香港から来たインフルエンザウイルスです。皆様、引き続き、体調管理にお気をつけくださいますよう宜しくお願い致します。

《ラッキードロー》梅村さん協賛のウヰスキーは、栗並さんがゲットされました。

《オークション》安藤様より、愛知県のお土産を頂戴いたしました。
 ふところ餅、えび煎、うえせん (合計金額不明)

《今後の予定》
次週8817時より自転車委員会。18時より理事会を実施致します。

《鈴木会長より閉会にあたり》
定例会に出席出来ない方は、外でのメイクアップ。出席可能な方は、ゲストスピーカーのお誘い、ファミリーナイトへの同行をお願いします。皆様本日もありがとうございました。


20時閉会点鐘