2019年5月22日水曜日

第863回 例会(2019年5月21日)


863回 バンコクスリウォンロータリークラブ議事録


日時:2019521日(火)19-20
開催場所:INTERCONTINENTAL HOTEL 4
議事録作成者:中田(パーソネルコンサルタント)
出席者:《スリウォンRCメンバー》
北浦現会長、平田設立会長、鈴木直前会長、小田原前会長、スモン前会長、飯田前会長、ウィム前会長、飯田直樹前会長、立川RTN、伊原RTN、栗並RTN、神谷RTN、山田RTN

《来訪RTN
(大阪天満橋RC仲西様、高橋様、阪本様

《ゲスト》津田様、ソニヤ様、木本様、石崎様
(パーソネルコンサルタント社)磯村、神田、中田、中村
計 24 名

本日の議題
・自転車委員会報告
・理事会報告
・来訪RTNご挨拶 大阪天満橋RC
・卓話:津田様より 「世界の旅行業界における現状とタイの市場、旅行ビジネスに関して」

《自転車委員会報告》北浦現会長より
・自転車委員会の活動の状況回復にあたってロータリー財団の協力が必要
・ロータリー財団で王室プロジェクトを行う
8/30 自転車贈呈式
・来年のプロジェクトについて

《理事会報告》立川RTNより
7/30に行われる会長交代式の流れについて
・会長交代式は総勢60名程参加予定

《来訪RTNご挨拶 大阪天満橋RC》仲西様より
・何度かメイクアップに参加しており、今回はお土産を持参

《卓話》エイチ・アイ・エス 津田様より
題:「世界の旅行業界における現状とタイの市場、旅行ビジネスに関して」

津田様自己紹介
株式会社エイチ・アイ・エス 関西営業本部に入社。ヨーロッパ支店への赴任、東京本社でのグローバルオンライン戦略室室長等を経験し、201712月よりタイ法人MD。現在はマニラデータセンターのPresidentも兼任。

1. 旅行業界の現状
・オンラインビジネスの急成長によりレガシーと呼ばれている企業は危機に。
1995年の時点から現在までの旅行会社のランキングは大きく変動。
・エイチ・アイ・エスは世界の中で見ると23位。世界一を目指す。

2. あらゆる形態の旅行会社の出現
・垂直統合型旅行会社:販売から飛行機での移動、宿泊まで全て自社で完結する
Business travel management:主に法人のお客様を扱い、出張のすべてを管理
Online Travel Agent:インターネット上で取引を行う旅行会社

3. 旅行業界とそれを取り囲む業界の変化
・オンラインの発達とそれに伴うFIT化(Foreign Independent Tour、団体旅行やパッケージツアーを利用することなく個人で海外旅行に行くこと)
・現状、旅行者全体の70%が自分でホテルの予約から飛行機の予約までを行っており(FIT化)30%が添乗員付き、もしくはパッケージツアーを利用している
・レガシーと言われる企業はお客様の囲い込み戦略でOTAに対抗
・旅行業界に新たなプレイヤーの出現(AirbnbGrabViator

4. 旅行業界における今後の課題
・これまでのビジネスモデルの変換
・オンラインメディア戦略の強化(ラインやフェイスブック等に力を入れる)
・専門性に特化した旅行プランの提供で他社との差別化

20時閉会点鐘

以上

2019年5月18日土曜日

第862回 例会 (2019年5月14日)

862回 バンコクスリウォンロータリークラブ議事録



日時:2019514日(火)19-20

開催場所:INTERCONTINENTAL HOTEL 4

議事録作成者:神田(パーソネルコンサルタント)

出席者:

《スリウォンRCメンバー》

北浦会長、小田原前会長、鈴木前会長、立川RTN、森RTN、神谷RTN、伊原RTN、ティタパーRTN、スモンRTN

《来訪RTN

(東京ノースRC)和田様

(綾瀬春日RC)中村様

(ノンケンRC)ドゥアイチャイ様

(川崎西RC)安藤様

(武生RC)清水様、鬼橋様

(バンラックRC)鶴田様

《ゲストスピーカー》
  J EDUCATION
社 長谷川様

《ゲスト》上野様、澁井様、福石様、藤崎様、杉山様、岡様、

(パーソネルコンサルタント社)磯村、中村、中田、神田

27

RTN…ロータリアン(クラブ会員のことを指す)



本日の議題

《会長報告、北浦会長より》

本日はバンコクで開催する日本博の主催をしている長谷川様からお話を頂く。
私は日本博に一度も行った事がない為、是非お話を聞かせて頂きたいと思っている。

また、上野様から血糖値が上がらない甘味料のご紹介をして頂く。



《幹事報告、立川RTNより》

今後のスケジュール報告

521日は自転車委員会の理事会及びHIS社の津田社長の卓話を予定している。

64日は福岡県事務所の久保田所長の卓話を予定している。

610日はコンケン県にて100台の自転車を贈呈予定。

7月2日は第一生命の松浦様の卓話を予定している。

730日の会長交代式の予定が決まる。

詳細は後日展開。



《ゲストスピーチ 長谷川様より》

  長谷川様ご紹介

  タイの人材紹介会社パーソネルコンサルタント代表、小田原様よりスリウォンRCでの講演の依頼を受けて、快諾した。在タイ歴22年。日本に留学するタイ人のための留学エージェント、日本語学校などを運営するJ EDUCATION代表取締役。今年の夏に開催される「バンコク日本博」実行委員会代表も務める。

題:この先、日本の商品はタイで受け入れられるのか?

①我々の世代で先輩方が築き上げた日本のプレゼンスをどう維持していくか?

 ・タイと比べ日本が今までのような圧倒的な技術力を日本が持っているとはいえない時

  代である。

 ・タイの人・海外の人に日本に目を向けてもらうには、今までとは異なる戦略として仲

  良くなることが大切である。

 ・留学生の行き来を活発にすることで日本とタイ国間の関係が良好かつフラットな状態

  になるのではと思い、留学エージェントを始める

 ・日本の留学生の出身地域の約9割以上はアジアからである。

 ・タイからの留学生は年間約3,000-4,000



②バンコク日本博2019

 ・J EDUCATIONPR活動として今年の830日~91日に開催する。

 ・来場者層は日本に対する高い意識を持つまたは高い購買力を持つタイ人

  ・日本へのインバウンド(旅行)・就職・留学の紹介などを行い、日本に対して人の流

    れを作ること、日本の食・伝統工芸・コンテンツ(アニメ、映画など)・モノ・エン

   ターティメントなどの紹介で日本のモノへのニーズを生むことも目的である。

 ・日本ファンを広げることで日本のモノに対する需要を生み出す土壌をつくり、バンコ

  ク日本博を通じて日本の会社にタイ進出をしていただき、タイでのビジネスを発展し

  てもらいたい。



③外国人労働者

 ・特定技能ビザ14業種解禁により当初、外国人が押し寄せると予想されていたが、実際

には日本に来ていない現状がある。

  実際、外国人が日本に行きたいとはそこまで思われていないのではないかと我々日

   本人は気付くべきである。

 ・日本が国内労働力に期待している労働者出身国=我々がこれから日本の商品を売り込

  みたいと考えている国である。

 ・労働者として受けようとしているタイのような国で、日本の商品を売り込もうと様々

  な企業が海外展開を行なっている。

 ・タイの労働力を日本国内での安い労働力とか、日本商品を購入してくれるとあてにし

ているという状況が混在している。このような中で、日本がどのよう

  な姿勢で付き合うべきか考えさせられる時代である。



④タイの少子高齢化

 ・タイの平均寿命は緩やかに高齢化が進んでいる一方、出生率は急激に減っている。

 ・出生率が激減したからといっても、まだまだこの先なだらかに横ばいが続くことが予

  想される→タイもまだまだモノが売れる時代が来ると考えられる。



ASEAN諸国から日本への観光客数推移 

 ・去年はタイから日本への観光客が100万人超と、他のASEAN諸国に比べ圧倒的に多かっ

  た。

 ・ASEAN諸国の中でも、特に日本に向いている国であるタイと良好な関係を築くことが

  できなければ、他の国と同様な関係を築くことは難しい。



⑥タイにおける日本の「モノ」に対する消費傾向

 ・タイに入ってきた日本のモノ

  1969-1980 「マニュアル」(Ssなどの職場での働き方)

  1980-1997 「モノ」(自動車や家電)日本の「モノ」で溢れていた時代

  1997-2007 「コンテンツ」(アニメ、マンガ、ゲームなど)

  2008-2014 「空白」コンテンツもないしモノもない

  2015-2018 「体験」(旅行、食など)

  2019- 「モノ」でも「体験」でもない概念のようなものを日本から吸収している

   例)「おまかせ」

     タイで「おまかせ」をできるお寿司屋が増加している

     板前もお客さんもタイ人の寿司屋

    「いきがい」

     いきがいに関するセミナー等行われている

   

 ・日本人が介在してタイで何かが始まった、生まれたモノはあるが、普及している状態

  では日本人は不在である。

 ・日本人がタイでモノを売る際に、最終的に目指さなければいけない状態は普及するこ

  とであり、その際日本人が行なっているということ、または日本クオリティは求めら

  れておらず、日本人の存在感はあまり自己主張するべきではないことに気づくべきで

  ある。

 ・日本人の存在感を消すよう上手にタイ人に委ねていくような姿勢が大切であり、それ

  がこれから日本のものをタイで売っていく上での何かヒントになるだろう。



質疑応答





《製品紹介 上野様より》

ココナッツの花の作られた蜜のシロップの紹介を頂く。

2016年からサムットサコンにて製造を始め、2017年から日本で販売を開始している。

シロップには血糖値を抑える効果がある為、糖尿病の方にも美味しくいただく事が出来、ミネラルも配合している為、運動する方にもオススメする商品。

タイには数カ所で販売をしておりますが、今後販路を広げる予定。



《バナー交換 綾瀬春日RC中村様より》

北浦会長とバナー交換を行い、ご挨拶を頂く。



《閉会の挨拶 北浦会長より》

本日は素晴らしい卓話を聞かせていただきありがとうございます。

610日のコンケン県の自転車贈呈は前泊する予定。

20時閉会点鐘

以上


2019年5月13日月曜日

第860回 例会 (2019年5月7日)

860 バンコクスリウォンロータリークラブ議事録


日時:201957日(火)19-20
開催場所:INTERCONTINENTAL HOTEL 4
議事録作成者:神田(パーソネルコンサルタント)
出席者:
《スリウォンRCメンバー》
小田原前会長、伊原RTN、栗並RTN、平田RTNティタパRTN
《来訪RTN
(富山シティRC)中川様
《ゲスト》
(パーソネルコンサルタント社)中村、中村、神田
9


本日の議題
1.      開会 開会点鐘役員講習会報告
2.      会長報告
   53日(金)に10名でサラブリの幼小中一貫校の幼稚園を訪問して、浄水器を贈呈した。休日また暑い中にもかかわらず、約20名もの園児が出迎えてくれた。
3.      閉会挨拶
4.      閉会
20時閉会点鐘 小田原前会長

以上

2019年5月3日金曜日

第859回 例会 (2019年4月30日)

859回 バンコクスリウォンロータリークラブ議事録

日時:2019430日(火)19-20
開催場所:INTERCONTINENTAL HOTEL 4
議事録作成者:中村(パーソネルコンサルタント)
出席者:
《スリウォンRCメンバー》
北浦現会長、飯田直樹前会長(SAA)、小田原前会長、立川RTN
伊原RTN、栗並RTN、ティタパRTN

《来訪RTN
(海南東RC)田岡様、岩井様、赤松様、魚谷様、前田様、上野様、上様、

《ゲスト》
(パーソネルコンサルタント社)磯村、神田、中田、中村
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本日の議題
・役員講習会報告
・幹事報告/メークアップ報告
・参加者ご挨拶

《役員講習会報告》伊原RTNより
427日、来年度の役員を対象にした講習会に立川RTNと参加。
3350地区から840名が参加しており、
報告内容としては、3350地区のクラブ会員は昨年比15%増、新たに10のクラブが設立されていること、
また、全世界の女性RNT数が23%、そのうち40歳以下の女性会員はわずか5%のみであることであった。
 グループ分けされた講習会では、動物のアニメを使ったチームワークのビデオ上映や会長の心得などをテーマに講習を行い、毎回誰かが講師にお礼を贈呈をするものだった。

《幹事報告/メークアップ報告》立川RTNより
・幹事報告
 53日、佐賀南RCとともにサラブリ県にて浄水器の贈呈式を予定。
 同時に東京ベイRCより頂いた歯ブラシを、飯田光孝プロジェクト委員長による歯磨き講習と共に贈呈予定。
 また、贈呈先には幼稚園が併設されており、そこの園児が園舎から少し離れた浄水器まで水を汲むのに時間がかかるため、併せて水筒の贈呈も検討したい。
 730日、会長交代式の開催。
 開催形式は昨年のものを踏襲するため、立川幹事が今後情報をまとめ、例会時に報告をする。

Eメークアップ報告
 4月テーマ:母子の健康状態
 日本では子供の死亡率は世界で1、2位を争うほど低いのに対して、
 年間自殺者数は30,000人と世界中でも非常に多かった。
 現在は減少傾向にあり21,000人にまで減少しているものの、
 子供の死亡理由としては自殺が引き続き第1位である。
  自殺の原因は、メディアで数多く報じられているようないじめによるものでは無く、
 希望する進路先の学校に進学できない等の進路問題に対する悩みが原因ということが多い。
 また、親の幸福度が低い家庭の子供が自殺する傾向が高いため、
 解決策として、親が前向きに振る舞うことを心掛がけなければならない。

《参加者ご挨拶》
・海南東RCより9名のご挨拶

・スリウォンRCより
 小田原前会長
  2001年の当クラブ設立以来、日本全国のクラブから支援をいただきながら
  通算60,000台の自転車をタイの小中学校へ贈呈してきた。
  年間では平均23,000台を贈呈しており、
  贈呈時の小学生の笑顔を見れることがロータリークラブに入会して良かったことである。

 北浦現会長
  ロータリークラブに入会して良かったことは2つあり、
  1つは奉仕活動を通して子供の笑顔を見ることができること、
  2つ目は奉仕活動という皆が一丸となって、同じ目標に向かい達成したあとの食事会が格別であること。

20時閉会点鐘

以上


(海南東RC 田岡様 ご挨拶風景)