第862回 バンコクスリウォンロータリークラブ議事録
日時:2019年5月14日(火)19時-20時
開催場所:INTERCONTINENTAL HOTEL 4階
議事録作成者:神田(パーソネルコンサルタント)
出席者:
《スリウォンRCメンバー》
北浦会長、小田原前会長、鈴木前会長、立川RTN、森RTN、神谷RTN、伊原RTN、ティタパーRTN、スモンRTN
《来訪RTN》
(東京ノースRC)和田様
(綾瀬春日RC)中村様
(ノンケンRC)ドゥアイチャイ様
(川崎西RC)安藤様
(武生RC)清水様、鬼橋様
(バンラックRC)鶴田様
《ゲストスピーカー》
J EDUCATION社 長谷川様
J EDUCATION社 長谷川様
《ゲスト》上野様、澁井様、福石様、藤崎様、杉山様、岡様、
(パーソネルコンサルタント社)磯村、中村、中田、神田
計27名
RTN…ロータリアン(クラブ会員のことを指す)
本日の議題
《会長報告、北浦会長より》
本日はバンコクで開催する日本博の主催をしている長谷川様からお話を頂く。
私は日本博に一度も行った事がない為、是非お話を聞かせて頂きたいと思っている。
私は日本博に一度も行った事がない為、是非お話を聞かせて頂きたいと思っている。
また、上野様から血糖値が上がらない甘味料のご紹介をして頂く。
《幹事報告、立川RTNより》
今後のスケジュール報告
5月21日は自転車委員会の理事会及びHIS社の津田社長の卓話を予定している。
6月4日は福岡県事務所の久保田所長の卓話を予定している。
6月10日はコンケン県にて100台の自転車を贈呈予定。
7月2日は第一生命の松浦様の卓話を予定している。
7月30日の会長交代式の予定が決まる。
詳細は後日展開。
《ゲストスピーチ 長谷川様より》
長谷川様ご紹介
タイの人材紹介会社パーソネルコンサルタント代表、小田原様よりスリウォンRCでの講演の依頼を受けて、快諾した。在タイ歴22年。日本に留学するタイ人のための留学エージェント、日本語学校などを運営するJ EDUCATION社 代表取締役。今年の夏に開催される「バンコク日本博」実行委員会代表も務める。
題:この先、日本の商品はタイで受け入れられるのか?
①我々の世代で先輩方が築き上げた日本のプレゼンスをどう維持していくか?
・タイと比べ日本が今までのような圧倒的な技術力を日本が持っているとはいえない時
代である。
・タイの人・海外の人に日本に目を向けてもらうには、今までとは異なる戦略として仲
良くなることが大切である。
・留学生の行き来を活発にすることで日本とタイ国間の関係が良好かつフラットな状態
になるのではと思い、留学エージェントを始める
・日本の留学生の出身地域の約9割以上はアジアからである。
・タイからの留学生は年間約3,000-4,000人
②バンコク日本博2019
・J EDUCATIONのPR活動として今年の8月30日~9月1日に開催する。
・来場者層は日本に対する高い意識を持つまたは高い購買力を持つタイ人
・日本へのインバウンド(旅行)・就職・留学の紹介などを行い、日本に対して人の流
れを作ること、日本の食・伝統工芸・コンテンツ(アニメ、映画など)・モノ・エン
ターティメントなどの紹介で日本のモノへのニーズを生むことも目的である。
・日本ファンを広げることで日本のモノに対する需要を生み出す土壌をつくり、バンコ
ク日本博を通じて日本の会社にタイ進出をしていただき、タイでのビジネスを発展し
てもらいたい。
③外国人労働者
・特定技能ビザ14業種解禁により当初、外国人が押し寄せると予想されていたが、実際
には日本に来ていない現状がある。
→実際、外国人が日本に行きたいとはそこまで思われていないのではないかと我々日
本人は気付くべきである。
・日本が国内労働力に期待している労働者出身国=我々がこれから日本の商品を売り込
みたいと考えている国である。
・労働者として受けようとしているタイのような国で、日本の商品を売り込もうと様々
な企業が海外展開を行なっている。
・タイの労働力を日本国内での安い労働力とか、日本商品を購入してくれるとあてにし
ているという状況が混在している。このような中で、日本がどのよう
な姿勢で付き合うべきか考えさせられる時代である。
④タイの少子高齢化
・タイの平均寿命は緩やかに高齢化が進んでいる一方、出生率は急激に減っている。
・出生率が激減したからといっても、まだまだこの先なだらかに横ばいが続くことが予
想される→タイもまだまだモノが売れる時代が来ると考えられる。
⑤ASEAN諸国から日本への観光客数推移
・去年はタイから日本への観光客が100万人超と、他のASEAN諸国に比べ圧倒的に多かっ
た。
・ASEAN諸国の中でも、特に日本に向いている国であるタイと良好な関係を築くことが
できなければ、他の国と同様な関係を築くことは難しい。
⑥タイにおける日本の「モノ」に対する消費傾向
・タイに入ってきた日本のモノ
1969-1980 「マニュアル」(Ssなどの職場での働き方)
1980-1997 「モノ」(自動車や家電)日本の「モノ」で溢れていた時代
1997-2007 「コンテンツ」(アニメ、マンガ、ゲームなど)
2008-2014 「空白」コンテンツもないしモノもない
2015-2018 「体験」(旅行、食など)
2019- 「モノ」でも「体験」でもない概念のようなものを日本から吸収している
例)「おまかせ」
…タイで「おまかせ」をできるお寿司屋が増加している
板前もお客さんもタイ人の寿司屋
「いきがい」
…いきがいに関するセミナー等行われている
・日本人が介在してタイで何かが始まった、生まれたモノはあるが、普及している状態
では日本人は不在である。
・日本人がタイでモノを売る際に、最終的に目指さなければいけない状態は普及するこ
とであり、その際日本人が行なっているということ、または日本クオリティは求めら
れておらず、日本人の存在感はあまり自己主張するべきではないことに気づくべきで
ある。
・日本人の存在感を消すよう上手にタイ人に委ねていくような姿勢が大切であり、それ
がこれから日本のものをタイで売っていく上での何かヒントになるだろう。
質疑応答
《製品紹介 上野様より》
ココナッツの花の作られた蜜のシロップの紹介を頂く。
2016年からサムットサコンにて製造を始め、2017年から日本で販売を開始している。
シロップには血糖値を抑える効果がある為、糖尿病の方にも美味しくいただく事が出来、ミネラルも配合している為、運動する方にもオススメする商品。
タイには数カ所で販売をしておりますが、今後販路を広げる予定。
《バナー交換 綾瀬春日RC中村様より》
北浦会長とバナー交換を行い、ご挨拶を頂く。
《閉会の挨拶 北浦会長より》
本日は素晴らしい卓話を聞かせていただきありがとうございます。
6月10日のコンケン県の自転車贈呈は前泊する予定。
20時閉会点鐘
以上
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