2013年3月30日土曜日

第573回 バンコク・スリウォン ロータリークラブ例会




在タイ大使館参事官 青木伸也氏


第573回 バンコク・スリウォン ロータリークラブ例会


2013年3月26日



■ゲスト

ゲストスピーカー 在タイ大使館参事官 青木伸也氏 

東京北RC 和田PP

横浜鶴見RC 鈴木様

政岡絢子様

Mr ピティヤさん(Umemura Co.,)

■会長報告 塩谷会長

【3/22~3/24】3350地区大会。ナコンナヨックにて。参加者は塩谷P、政岡PE、梅村Rtn、中島PP、Mr.X。



 総勢617名の参加。2016年ガバナーと2016年RI会長候補を選ぶ選挙人の選挙もあった。



カラチからの特別ゲスト、RI元会長 A.M. MOSINRI さんが田中会長のメッセージを代読された。



今期、新クラブ、2クラブ誕生。 



*プラマハ ソンポーン僧侶の素晴らしい、講演があり、感動した。



来年の地区大会は2014年3/15~16 パタヤ



24(日)政岡、梅村、中島 3人で親睦ゴルフを行った。



*トンブリRC、ノンケーンRCなど10のRCが集まって、蚊帳をプラチンブリ県へ寄付。スリウォンRCは100個(30THB/個、計3,000THB)を支援。先週の例会後に発送済です。贈呈式は4月18日 塩谷P参加



*29日バンコク ロータリー クラブ主催のチャリテイー コンサートに会長と元会長スモンさんが参加。



■プロジェクト委員会報告 政岡PE

 95回目分 400台のリサイクル自転車が 4月15日バンコク到着予定(今期5回目)

 今期は後Ⅰ回、到着予定 (今期トータル 6回)

■幹事報告 中島

 メンバーリストを作成中、写真、リストの記入にご協力をお願い致します。

■飯田IPP報告

 4月8日(月)3350地区事業 浄水器PJ 贈呈式(ナコンサワン・シンブリ・ロブリへ) 朝8時~夕刻まで メンバーの参加を募ります。

 2700地区から(鳥栖RC)半田南RC、水戸南RC等 日本から9名の参加あり

 4月9日は半田南RC 4名MakeUp予定

■スモン会計報告

 2つの口座合わせて 765913,48Bあり 会計健全です。

■誕生日、記念日

3/16 古西Rtn.

3/20 平田設立会長 奥様お誕生日

3/26 松本Rtn.

3/31 山口Rtn. 奥様お誕生日



■ゲストスピーカー:在タイ大使館参事官 青木伸也氏 

 1953年生 大阪大学 タイ語科卒(政岡PEの後輩)

 チュラロンコン大学 大学院 国際関係研究科修士卒(飯田IPPの出家にもかかわる) 3/17帰任命令が出る、4/28日本へ帰国予定。

「タイ社会の変容」

1. タイ経済発展とタイ社会の変化

1990年代以降、タイは大きな変化をきたした

(1)「タイは別の国になった」との見方(末廣教授、パースック教授)

・「微笑みの国」→「中進国の模索(末廣教授)」

-建設ラッシュとストレス社会 コンクリート&ビールの消費が鰻登りに増加

-少子高齢化社会



(2)経済発展の結果、政治社会への影響

ア.経済発展→中間層主体となって民主主義を発展(パースック教授他)

イ.発展の主体は、中間層ではなく実業家(玉田教授)

―旧勢力と新勢力の分断対立 赤・黄シャツ騒動、ローター日本人記者死亡事件、震災、洪水 色々あった。

―水平的・垂直的格差 バンコクのみ発展、金持ちは金持ち、貧富格差大



2. 日タイ関係とタイ社会を見る視座

1990年代以降、日タイ関係は益々緊密になった



(1) インドシナ(中国人とインド仏教文化)

ア.タイ族は、中国南西部から南下、王国の基礎は13世紀のスコータイ朝に築かれ、その後アユタヤ朝(14世紀~1767年)、トンブリー朝(1768年~1782年)を経て、現在のラタナコーシン朝(1782年~)。中国南西部(雲南省)にはタイ族自治区あり。スコータイ朝はインド文明の影響下にあったクメール藩国から独立。→中国の辺境民族であったタイ族はインド仏教文化の影響を受けて現在のタイ文化が出来上がった。

イ.中国人(華僑:特に潮州出身)の活躍(タイ人は軍人、官吏、農民の社会であったのに対して華僑が米穀商を中心に商業権を握る)→中国人(華僑)のタイ人化(通婚、タイ語教育、タイ国籍取得)。



(2)政体・国民統合(ラック・タイ原理)

ア.1932年、専制君主制から立憲君主制に移行する立憲革命が発生、1935年ラーマ7世は退位してラーマ8世が即位(幼少のため摂政を置く)。1946年ラーマ8世が死亡してラーマ9世(プーミポン現国王)が即位。

イ.国王・仏教・国民のラック・タイ原理を国民統合の原理とする。→時代の変遷と共にこの国王・仏教・国民の地位(意味)の変容



(3)「歴史問題」の不存在(第二次大戦中の日タイ同盟)



  (4)戦後に良好な日タイ関係を牽引した要因

ア. タイ特別円問題 96億円の円借款

イ. 冷戦(サイゴン陥落後のインドシナのフロントライン国としての日本の対タイ経済協力)

ウ. プラザ合意後の対タイ投資ラッシュと生産拠点 

洪水後日本からの投資は120%UP

エ. 在留邦人数の増加(在留邦人約50,000人、商工会議所加盟約1,300社、日本人学校約2,500人)→ポップカルチャー、日本食ブーム等、対日イメージは良好

3. 結語

チャイナ+ワン

タイは、日本にとりメコン経済圏を牽引する重要なパートナーであり、東アジア共同体の中核となり得る最有力候補

*タイは大切な国であり、優秀な人材を育成しなければならない。 4月に帰国いたしますが、死ぬまでタイと関わりたい。





■ニコニコBOX

■ラッキードロー なし

■オークション

スモンPP 500B

2013年3月21日木曜日

第572回 バンコク・スリウォン ロータリークラブ例会


公益財団法人OISCA 春日様


第572回 バンコク・スリウォン ロータリークラブ例会


2013年3月19日



■ゲスト

東京北RC 和田PP

大分キャピタルRC 汐月様

富山みらいRC 小西様、水口様

ゲストスピーカー 公益財団法人OISCA 春日様



■会長報告 塩谷会長

【3/13】トンブリRC、ノンケーンRCなど10のRCが集まって、蚊帳をプラチンブリ県へ寄付。スリウォンRCは100個(30THB/個、計3,000THB)を支援。先週の例会後に発送済です。

30THB/個ではあるが、実物は非常に大きく立派な蚊帳でした。運搬はタイの軍のトラックが協力してくれた。プラチンブリ県の方々に非常に喜んで頂きました。



【3/22~3/24】3350地区大会。ナコンナヨックにて。参加者は塩谷P、政岡PE、梅村Rtn.

中島PP、Mr.X。



【インストレーション】

政岡次期会長、塩谷会長が話し合い、インストレーションパーティーはスリウォンRC独自で実施と決定。告知等は小委員会を作り今後検討。基本的には例会の延長のような形で行いたい。実施曜日は例会と同様、火曜日がベスト。トンブリRC、バンコク南RCと日程がぶつからないようにしたい。



■報告 平田設立会長

メガネレンズとフレームの贈呈を決定しました。基本的に日本のメガネのデッドストック(新古品)を使う。子供たちへの現物供給の前に子供たちの視力を計り、眼鏡の度数の確認作業等が必須だが、この作業は平田様の会社スタッフが事前に行う。

贈呈日が決まったら提供者様に通知し、提供者様は式に出席のみの段取りを組みたい。



■誕生日、記念日

3/13 小田原SAA お誕生日

3/15 政岡PE 結婚記念日

3/16 古西Rtn. お誕生日

3/20 平田設立会長 奥様お誕生日



■ゲストスピーカー:公益財団法人OISCA 春日智美様

(OISCA紹介)

1961年に発案された国際NGO。現在は世界24ヶ国に展開。OISCAは外務省や文部科学省などの監督下に置かれたボランティア団体。2011年の設立50周年式典には天皇皇后両陛下も参加された。今年で52年目を迎える日本で最も歴史のあるNGOでもある。



(OISCAの活動イメージ)

OISCAの活動を例えるならば、「日本の田舎に住んでいる外国に行ったこともパスポートもないようなおじいさんが、あるきっかけで海外の恵まれない方々の存在を知る。そのおじいさんは、彼らをなんとか助けたいと思います。その支援の仕方が、おにぎりなど物を提供するのではなく、おにぎりを「作るため」の作り方を提供したい、と考えた。言葉もわからず意思疎通が出来ないおじいさんは、海外の方とどうやって通じ合うか考えました。おじいさんは具体的に一緒に現場で汗をかき作業を一緒に行い教えることは出来ると考え実行しました。おじいさんの協力でやがて貧しい方々は農作に成功し、自立できるようになりました。」といった、実に泥臭い、現場での活動を大切にするNGO団体である。



実際、パプアニューギニアやフィリピン、多くの僻地と呼ばれる場所でも、その土地に入り現地の方と一緒に米作り、農業を行うことによって現地の方々の自立を目指すという活動を継続している。



(OISCAとは)

Organization(機構)、Industrial(産業)、Spiritual(精神)、Cultural(文化)、Advancement(促進)の頭文字をとってOISCA。国、地域の発展のためにはこれらすべての要素が必要である。これがOISCAの理念です。



(具体的な活動)

「人材育成」「農村開発」「環境保全」「普及啓発」、これら4つを柱とし、日本の良い部分を教える。さらには皆に心地の良い「ふるさと」を創り上げることも目標。海外と日本との架け橋となるため日々努力をしている。「架け橋になる」という部分でスリウォンRCとOISCAは同じポリシーで活動をしていると思います。



また、募金活動もタイにて行っており、3.11東北大震災の募金活動をBTS駅にて2か月間実行。OISCAだけでも150万バーツの募金が集まった。募金の際、タイの小、中、高校の生徒と共に活動を行った。募金で集まった資金は東北の被災地に森林を作るプロジェクトに充てる予定。

「架け橋」は決して一方通行ではいけない。震災の募金をして頂いたタイの方に対し、日本からも昨年のタイ大洪水の際には「お返しをしたい」との問い合わせが多数あり、100万円の寄付が集まった。支援のキャッチボール、これが本当に大切だと思います。



(植林活動)

タイの東北部、北部、南部にて植林活動を行っている。非常に過酷な環境でタイの方々は1日200バーツ程度の日当でこのプロジェクトを引き受け、さらにそのうち10バーツを貯金に充てて3.11東北大震災の募金として貯金を全て、快く寄付してくれた。彼らの行為は本当の意味での国際協力、といえると感じた。また、植林プロジェクトに年間300人~400人の日本人も参加しているが、プロジェクト参加のタイ人の方々は、ボランティアで訪れた日本の方々の受け入れにも積極的である。日本の方々がタイの方々に技術を提供し、日本の方々はタイの方々からホスピタリティーとボランティア意識の影響を受ける、という良い影響をお互いに受けている。



(「子供の森」計画)

タイの国王陛下が「心に木を植える」という言葉を大切にしているようにOISCAもタイにて「子供たちの心に木を植えよう」との思いから、子供たちに自然の大切さ、素晴らしさを感じてもらうことを目的に「子供の森」計画を実施。具体的には子供たちに植林、育林活動、自然観察、有機農業を教え、自然を活用した染料を使った染物を作ったり鞄を作ったりして資源の活用法も教える活動。木を切らなくてもお金を稼げることを教え、そして木を植える。木、森林、自然の大切さを教え、さらにリサイクルまでこのプログラムを通じてタイの子供たちに学んでいただく。このプログラムを受講した子供たちは大きくなった後、下の子供たちにも活動の素晴らしさを伝えるようになった。本当に素晴らしい活動です。



現在、当該プログラムに対しタイ国内にて法人・個人問わず支援を募っています。関心のある方はご連絡よろしくお願いいたします。



■富山みらいRC 小西様 ご挨拶

富山シティーRCとスリウォンRCが提携されていることを存じていました。富山みらいRCもシティーRCとは親しくさせて頂いている。富山みらいRCはシティーRCの3ヶ月後に出来たRC。設立当初は42名だったが現在は82名に増えました。富山の中では一番平均年齢が若く、女性も多いRCです。今後ともよろしくお願いします。

富山みらいRC 小西様

■大分キャピタルRC 汐月様 ご挨拶


スリウォンRCはインターネットを通じて知りました。プライベートでタイ訪問中ですが例会に参加させて頂きました。大分キャピタルRCは設立13年。現在会員は48名、うち女性が14名、毎週水曜日に例会を開催。今後ともよろしくお願いします。

大分キャピタルRC 汐月様


■ニコニコBOX

政岡PE



■ラッキードロー

中島幹事(皆様でどうぞ)



■オークション

1,900バーツ





2013年3月15日金曜日

第571回 バンコク・スリウォン ロータリークラブ例会





第571回 バンコク・スリウォン ロータリークラブ例会


2013年3月12日



■ゲスト

東京北RC 和田PP

ゲストスピーカー JAXA 長井様



■会長報告 塩谷会長

【3/1~3/3】ブリラム自転車贈呈式の感想。Xさんと二人での訪問。子供たちは3年越しの念願である自転車、360台を送っていただき心から感謝して頂いた。感動してRCをやっていて本当に良かったと思いました。また、訪問の際パノムロン遺跡の観光等、色々とお世話になった。夕食時にはプラーニンというかつて日本の天皇陛下が当地に送り養殖をして今も残るお魚料理を頂いた。



【鈴鹿RC】15周年の図書支援20万円の寄付を頂いた。日程の変更があったが、贈呈式は5月20日、アムナートジャラン県の2校に決定。5月21日スリウォンRCへMAKE UP。



【3/13】トンブリRC、ノンケーンRCと共に蚊帳をプラチンブリ県へ寄付。スリウォンRCは100個(30THB/個、計3,000THB)を支援。



【3/22~3/24】3350地区大会。ナコンナヨックにて。参加者は塩谷P、政岡様、飯田IP、梅村様、中島様、Mr.X



【3/28】バンコクRC チャリティーコンサート



■中島幹事報告

スリウォンRCメンバー推移表を作成中。2001年3月5日からの推移。12年で84名の出入りがあった。現在は19名。うち設立メンバー8名、現メンバー11名。

新しいメンバーリストを作成したいので生年月日、職業、出身地、座右の銘などを今後記入お願いいたします。



【今後のゲストスピーカーと予定】

3/19 オイスカ 春日様

3/26 在タイ日本大使館 青木参事官

4/2  WAFCA 熊澤友紀子様

4/8  3350地区M・G 贈呈式

4/9 (理事会&自転車委員会No. 94&95贈呈先決定)Make Up半田南RC4名、2700地区 2名

4/16 休会

4/23 国際交流基金 福田和弘様

4/30 ファミリーナイト

■ゲストスピーカー:JAXA 長井正彦様


(自己紹介)

東京大学大学院工学系研究科修了後、東京大学空間情報科学研究センターで、人工衛星による地球観測、無人航空機による観測システム開発、地球観測データの相互利用に関する研究に従事。

2010年より、宇宙航空研究開発機構(JAXA)主任研究員としてタイ国にあるアジア工科大学(AIT)に赴任し、地理情報センター副センター長、リモートセンシング・GIS学科客員教員を兼務。

Sentinel Asia Project(アジア防災・危機管理国際協力プロジェクト)のデータ解析コーディネーター、国際災害チャーター(宇宙機関を中心とする災害管理に係る国際協力枠組み)のアジア地区担当プロジェクトマネージャー、GEO(地球観測に関する政府間会合)のAIP(構造実施パイロット)セマンティックグループリーダー、東京大学空間情報科学研究センター客員研究員、バングラディッシュ情報理工大学客員教授。工学博士。

JAXAはアメリカでいうNASAに相当。JAXA本部は調布にあり、種子島など日本に17カ所、世界ではアメリカのワシントンD.C.、ヒューストン、フランス、そしてタイのバンコクに拠点あり。

(活動)

主な活動;

Space Transportation H2ロケットの研究、有人飛行の宇宙航空活動、人工衛星と航空機の研究、宇宙科学研究、基礎研究、航空技術研究。



(アジア工科大学)

1959年設立。アメリカ軍が設立した大学であり、47の国と地域から集まった2300名の学生が学習。日本人教授が3名で、その1名が長井様。



(Remote Sensing &Disaster Management in Asia)

Remote Sensingとは、宇宙から見た写真を見て地上の状況を把握すること。

地球を傍観、俯瞰図で見ることは重要であり、世界で何が起こっているかをON TIMEで確認できることにより多大なる貢献が可能となる。例えば俯瞰して地球を見ることにより黄砂とエルニーニョの関係がわかった、など、発見が多い。



(地球観測器)

ALOSという衛生を使って地球を観測する。人工衛星には3つのセンサーがあり、主に地表の調査を行うことで災害の規模や原因を分析できる。2010年のパキスタン洪水、2010年ハイチの地震も調査した。地表調査によりブラジルやボルネオ島などの、熱帯雨林地域での森林伐採状況も確認が可能。ALOS2という人工衛星が2013年、ALOS3が2015年に打ち上げ予定であり、ハイスペックになればなるほど観測の精度があがる。

以前の人工衛星は地球を周り、元の位置に戻る、すべての観測を終えるまでに45日間かかったが、今のものはわずか15日間で可能となった。

ALOSを使って世界の森林の状況を調査し、世界のCO2の吸収量の観測も可能。面白いもので4月と7月の世界のCO2量を調べると4月が7月よりCO2が多くなることがわかる。要因は夏に光合成が世界中で多く行われる、という当たり前のことも地表観測でわかる。その他、世界の降水量もすぐに確認が可能。



(準天頂衛星)

今までの人工衛星は地球の自転と同じ周り方をしていたが、新しい準天頂衛星は楕円軌道で地球を周ることが可能となり、より多くの地表を観測できるようになった。日本には3基、アメリカには24基ある。



(衛星を使ったGPS)

現在の日本ではほとんどの地域でGPSが機能する。昔はアメリカだけだった。現在、日本以外にもインド、ロシア、EU、中国など世界中でGPSが機能するようになり、それらを組み合わせることによって、2020年には以前は50 cm~1mほどの精度でしか見れなかった地表が5mm~1 cmの精度で見れるようになる。この進歩は例えば新幹線などのAuto Controlに役立つ。



(タイでの活動と3.11東日本大震災)

84の国と地域(中央アジア、パキスタン、東アジアまで)のSentipel Asiaメンバーで活動。

JAXAの解析の拠点がタイにあり、3.11東日本大震災の際、JAXAのタイ拠点を含む世界中の人工衛星からの解析情報を内閣などに提供した。

通常の災害時、20 Scenes(衛星からの映像量)程度の映像量だが、3.11の際は実に5,000 Scenesもの映像情報を提供した。震災の際、内閣府へ交通情報や原発の状況、被害状況などをデータで見て提供した。その時のプロジェクトマネージャーが長井様。

日本の機能が震災直後Downしていたので、タイのJAXAが内閣や宇宙開発機構からの要請を聞き、世界の人工衛星情報提供が出来る機関へ連絡する役割を果たす。その際、24時間対応で約1ヶ月の間、缶詰め状態で対応に追われた。日本の震災対応は実はタイで行われていた。

ちなみに1 Scenesの映像を調べるのに数時間を要し、5,000 Scenesの処理には多大なる時間を費やした。



(タイ大洪水)

一昨年のタイ洪水の際も長井様のプロジェクトチームがマネージメントを担当し、タイ政府へ人工衛星からのデータを提供。この時で1,600 Scenesだったので、3.11が如何に大規模のデータを収集、処理したかがわかる。



日本の災害対応をタイから調査、情報提供する、というように人工衛星を使った地表調査は世界中の災害時に世界中が協力して対処法を提供することもできます。

2013年3月8日金曜日

第570回 バンコク・スリウォン ロータリークラブ 12周年記念ファミリーナイト



第570回 バンコク・スリウォン ロータリークラブ 12周年記念ファミリーナイト


2013年3月5日

■ゲスト

東京北RC 和田PP

名古屋RC 安藤会長

スモンPP 奥様アンチャリー様
■会長報告 塩谷会長
【3/1~3/3】ブリラム自転車贈呈式の感想。子供たちが非常に喜び感動した。旧ガバナーも参加して頂き、ブリラムのバナーも頂いた。ブリラムはプロサッカーチームもある都市であり、スタジアムも立派で、非常に素晴らしいところだった。



■飯田IP報告
4/8にナコンサワンにて浄水器贈呈式を開催。日本からは水戸南RC、福岡RC、名古屋RCのメンバーが参加予定です。



■~12周年を振り返り~ 設立メンバーのスピーチ

(政岡PE)
スリウォンRCの入会は石平様、飯田様のお誘いを受けたのがきっかけでした。入会初期は出席率が20%程度だったと思う。4年目より100%出席をしている。スリウォンRCの参加理由はやはり、「日本とタイの架け橋」になりたいという思いです。来年度は会長を引き受ける。2回目です。今後もよろしくお願いします。

(SUMON様)
スリウォンRCの一年目を良く覚えている。ちょうどアメリカ9.11が起きた年だった。当時はシェラトンホテルにて例会を行っていた。中島様のあとに会長を引き受けました。2007年4月に体調を崩した時があったが、RCメンバーの皆様のフォローもあり回復して切り抜けることができました。個人的には中島様に最も感謝をしています。スリウォンRCメンバーを人生における最も大切なメンバーであると考えています。今後も卸しくお願いします。

(塩谷会長)
思い出深いイベントは500名のRCメンバーが集まったチャーターナイトです。日本からのゲストがとても多かった。スリウォンRC入会のきっかけはWIM様のお父様、ウィチャイ様からのお誘いでした。4、5年前より100%出席をさせて頂いている。スリウォンRCを通じて多くの出会いがあり、入会したことにより人生が素晴らしく良いものになったと自負しています。

(飯田IP)
株式会社小林の小林様の紹介でスリウォンRCに入った。当時22名の日本人メンバーがいたが、全く何をすればよいかわからない状態での設立で、平田設立会長と共に勉強しながら頑張った。梅村様からの激励も感謝しています。当時、現在のXさんの仕事を日本人女性が行っていたが言葉の問題もあり大変苦労したことを覚えている。苦労して設立したスリウォンRCが現在も存続している、ということだけでも大変幸せです。

(中島幹事)
まず、皆様にお礼も申し上げさせて頂きます。スリウォンRCのおかげで本当に多くの人々と出会えることができました。入会動機は、まず梅村様が石平様にお誘いを受け、当時は例会も梅村様の隣にいればOK、という感じで入会。しかし回を重ねて様々な活動を通じ今に到る。2005年、2006年は会長も務めさせて頂いた。正直、RCを辞めたいと思ったこともあったが、その都度多くのことを振り返り、決して無駄なことをやっているわけではないと考えて乗り越えてきた。RCはライフワークとして一生涯続けたい。設立当時、誰も何も教えてくれない苦しい状況だったが、それがあったからこそ皆で勉強してここまで育ったと思います。

(梅村様)
入会のきっかけは石平様の御紹介。「夜は暇です」と言ったのがきっかけです。当時、RCは月曜日開催で、個人的にロータリークラブ自体よくわからず入会し、しばらくロイヤルクラブと間違って名前を認識していたことを思い出します。設立当初、25名のメンバーがいないとニューヨークへ届け出が出来ない状況で、自身が24番目の会員だった。25番目の会員が必要だったが、自身の妻、中島様をその25番目の会員にして条件を整えたことを覚えています。

正直RCはオーナーや社長等、財界の人が集う会合とあまりよいイメージを持っていなかったが、設立当初にタイ北部のRCメンバーに会いにいった際、決して裕福とはいえないタイ人のRCメンバーの方々がとても頑張っている姿に感銘され、感動し、イメージが変わった。

RCで自分が出来ることはなにか?と考えたとき、とにかくRCは欠席をしないことが基本であると考え、7~8年間100%出席をさせて頂いている。スリウォンRCは日本との交流、日本からの協力があるので贈呈式などを行えている。今後も交流を深める努力をしたい。


●当日は日本亭で食事をとりながら12周年を振り返る、楽しいファミリーナイトでした。12周年を記念してケーキも登場。スリウォンRCメンバーの皆様の結束も更に深まりました。


オークション 11,500バーツ

2013年3月6日水曜日

第567回 バンコク・スリウォン ロータリークラブ例会


567回 バンコク・スリウォン ロータリークラブ例会
2012212

ゲスト
富山City RC 松本会長 進藤様 加納様 野崎様 駒井様 長谷川様 橋爪様 布村様 
       浅野様 中川様 神保様 
東京北RC 和田PP
高知西RC 尾崎様

会長報告
3/13/3】ブリランでの自転車贈呈式
スリウォンRCからは2名だけの参加で心もとないですが、今年は6回全て行えそうです。

■幹事報告 中島幹事
2/4浄水器贈呈式の報告】
2005年から8年続く浄水器贈呈式ですが、今回はタイから5つのRC、日本から9つのRCの支援を受け、34台を東北地方のアムナートジャルン県に設置することができました。スリウォンからは10名、日本から18名の総勢28名で行ってきました。今回余った8150バーツは次回のPJ不足分に充当します。

【今後のゲストスピーカー】
2/19 GEOSの福田真也様。
2/26 杉原千弘さん。
3/5はスリウォンRC12周年記念です。
3/12 JAXAの長井正彦さん。
3/19 オイスカの春日智美さん。

3/23は地区大会で次の日は久しぶりに皆で親睦ゴルフに行くことを計画しています。

■古西Rtn. 浄水器贈呈式の報告
 浄水器贈呈式は今回が初めての参加でしたが、小学校の児童たちの歓迎にとても感動しました。また実際に浄水器から出る水を子供たちが飲んでいるのも確認することができました。スリウォンRCに入ってからこのような行事はすべて参加していますが、今回の浄水器贈呈式が一番すごかったです。スリウォンのメインイベントと言われている理由がよくわかりました。今回富山CityRCの皆さんは残念ながら参加できませんでしたが、来年は是非参加してみてください。

■富山City RC 松本会長
 今回富山から14名で来ました。スリウォンRCとは3年前から友好がありこれからもずっと続いていくことと思います。これからもよろしくお願いします。

■飯田Rtn Make Up 報告
先日富山City RCの例会に参加してきました。私が参加したときは例会でマグロ解体ショーをされており、実際に職人さんをお呼びして目の前でマグロを解体していただきました。解体されたマグロは色々な料理にになり、しばらくはマグロを食べなくてもいいほど、大量のマグロを食べました。
富山City RCではその他にもワインの会等、例会で様々な行事を行っており、スリウォンでもこれから見習っていきたいと重いました。

■コーポーレート会員 浅田様
突然帰国となりました。4ヶ月間参加させて頂き意識の高い皆さんとのお話しを聞かせて頂くことができとても勉強になりました。日本に帰ってもこの経験を自分の人生の役にたてて行きたいと思います。4ヶ月間ありがとうございました。

■コーポーレート会員 加瀬君
 インターンに来たきっかけは、まず2年前にゼミの海外合宿で約4日間、タイに来た事がきっかけでした。二つ目は、就活時、自分は海外く事がどういった事かも分からないのに、海外で働きたいと何度も面接で繰り返し言っており、そう言っている自分に嫌気がさし、大学の残った時間で海外で働く経験をしてみようと思うように思ったからです。
仕事はHPの管理や、他にもお客さんの工場の視察や、会社の忘年会にも連れて行ってもらい、現場の人たちの様子を知ったり、交流もさせてもらえました。タイ語の授業も一日1時間してもらいました。
 ロータリーではファーン県での自転車贈呈式と、アムナートジャルン県での浄水器贈呈式に参加しました。現地の子供達が日本の旗を振り、「おはよう」と言って嬉しそうにしてくれる姿には実は泣きそうになっていました。留学や旅行でタイに来ていたら、恐らくこうした地域に行く事は無かったと思ったと思います。バンコクにいると、タイ=バンコクというイメージが定着してしまいがちですが、キレイな水が飲めず、雨漏りがしそうな学校に通う学生、学校に通うのに何キロも歩かなくてはいけない学生の存在を知り、全く違う世界を見れてよかったです。
 一番得られたのは、外国人、しかも英語が話せない人と一緒に働くという感覚でした。英語はそこそこ自身があったが、理解して貰えませんでした。タイのような途上国では英語で一方的に話しても理解して貰えないし、困惑されます。現地語を学ぶ必要性を強く感じました。やはり円滑なコミュニケーションのために相手の文化を学ぶ事は大事だなと感じました。
今後はタイ及び東南アジア地域に関わる仕事に携われるよう頑張りたいと思います。

■コーポーレート会員 徳田君
インターンに来たきっかけは、実家が田舎で大学でもテコンドー漬けということもあり、自分の視野が狭いことを常に感じていたので、もっと広い世界を見てみようと思ったからです。
そのためインターンに来てからは色んなところに顔を出しました。2回のビザ更新や子供たちとのキャンプ等、日本では経験できないことがたくさんできました。ロータリーの活動では自転車贈呈式と浄水器贈呈式に参加させて頂き、自分もいつかロータリーの一員として参加したいと強く思いました。その他にたくさんの社会人と交流させていただき、お話しをさせて頂く中で自分のやりたいことが明確になり、予定より早い日本帰国を決めました。
帰国後は大学生向けの貸本屋という事業を始めようと思っています。自分が読書が好きで、もっと若い人が本を読んだほうがいいと常々思っていたことがきっかけです。この事業が成功するかは分かりませんが、もっと立派になってまたスリウォンRCに帰ってきたいと思います。今までありがとうございました。

ニコニコBOX 塩谷会長、富山City RC

ラッキドロー 西川Rtn.

オークション 総額 2700バーツ