2015年12月10日木曜日

700 BANGKOK SURIWONG ROTARY CLUB 例会

129


■参加者(会員:12名、非会員:8名)
 [Visiting RC]
東京北RC  和田PP
北見東RC  安部RTN
熊本玉名RC 吉永RTN

[ゲスト] 
大和様、辻様、稲井様、寺本様、川村(以上4名、小田原PEのご紹介)


 議事録作成者:川村


■開会点鐘・国歌斉唱・ロータリー4つのテスト 1900


■お誕生日

1218 山田ごうすけ様


■飯田Pより報告

・例会700回記念
700回を記念してスリウォンロータリークラブを数字で振り返ってみたいと思います。
自電車贈呈した数:約46千台
浄水器:約300
現在この浄水器で水を飲んでいる子供たちは15万人に上ります。
これは15歳以下の人口の1.3%にあたり、100人に1人は飲んでいる計算になります。
19人のメンバーでこれだけの結果を残しているのは喜ばしことです。

Eニュース
1 地区大会が311日から13日までペチャプリ県で行われます。
通常3300BHTのところ今申し込むと2500BHTになります。ぜひお早めに申し込みください。
2 ディストリクトガバナーノミニーが決定しました。2018年度から2019年度にかけて、プラカノーンRCのナカリーンさんが選ばれました。
3 12月末にエンドポリオマラソンが控えています。
4 マイロータリーに登録しましょう。現在スリウォンのメンバーで登録している人は4名。メールが来たらOKを押してください。
5 インドの病院に支援していたカナダ人RTNの女性が始めたアイホスピタルの話。長い間白内障という病気がインドでは流行っています。若い人から高齢の方まで多くの人がこの病気にかかっています。その原因は直射日光と食べ物といわれています。インドではそういったものを防ぐインフラ設備が長年ありませんでした。そこでカナダ人RTNが病院に対し、医師を派遣したり、医療機器を殺菌するような機械を買ってあげるという支援を始めました。その支援に便乗し多くの西洋のRCが同じことを始めました。2000年当初は年間40人だった患者が2006年には760人の患者が無料で手術を受けました。

■梅村財団委員長の話

毎年1000ドルずつポールハリスフェローという財団に寄付しています。
3350地区にある104RCのうち、スリウォンは4番目に多い寄付をしているRCです。締め切りが12月までなのでぜひ奮って寄付していただきたいと思っています。1万ドル以上寄付すると、メジャードナーという称号が与えられます。現在スリウォンでは4人のメジャードナーがいます。寄付してくださる方はMr.X君にその旨をお伝えください。

■飯田前会長の報告

RTN必須条件
ロータリアンが絶対にやらなければいけないことが3つあります。例会への出席、会費を払うこと、RCから発行される雑誌を読むことです。3350地区が発行している雑誌をぜひご覧になってください。今月号では、スリウォンRCが沢山紹介されておりました。CSR活動の記事一覧に自転車贈呈が選ばれました。またチャイワイさんの出席も載りました。108のクラブの中で、出席率は4番目か5番目のようです。
・今後の活動予定
110日はこどもの日です。ソンクラーン県に自電車贈呈で訪問予定です。212日に1123日と同様に大きな式典がペチャブン県であります。八重津南RC、加賀RC、池端南RC、高知西RC、天童東RC、群馬境RC、半田南RC、東京ベイの融資の方が訪タイされます。

■大和様より卓話 「職場における健康教育の重要性」

・自己紹介
広島県出身で大学に進学するとともに、東京へ上京しました。東京の大学を卒業後、とにかく声を使って仕事をしたいと考え、日本テレビに入社しました。しかし配属されたのは、報道カメラマンでした。声を使いたかったのに、一番しゃべってはいけない部署に配属されてしまいました。いつ仕事が入るか分からないので、24時間365日ずっと仕事のことばかり考えていました。

そんな中転機が訪れます。23歳、入社2年目で潰瘍性大腸炎という病気にかかってしまいました。難病指定にも指定されており、医者からは両手いっぱいの薬を一生飲み続けなければならないといわれました。2ヶ月間仕事を休む中で、キャリアに対する考え方が変わりました。そこで報道カメラマンの仕事を辞めて、時間が比較的にとれる広報部に移りました。

健康を維持するために大事になってくるのが、やはり食生活です。退院後、自らの食生活を改善するようになりました。しかしそんな劇的な変化ではなく、少しの変化から始めました。例えば、ヨーグルトに生のフルーツを足してあげる、コンビニではなく社員食堂を活用する、アルコールをノンアルコールに変えるなどです。おかげで約10年間薬を飲まず、元気に暮らしております。

そして2007年に、夫の駐在を機に訪タイしました。
タイでは健康促進財団という財団法人があり、年間1000以上のプロジェクトを運営しながら、健康に関するあらゆる対策を行っています。その中でも深刻化している問題が肥満に関する問題です。年々肥満率は増加しており、特に女性の方が深刻で、タイ国民の4人に1人が肥満であると言われています。糖尿病と肥満は相関関係にあり、食生活を改善することで、それを改善することができます。

生活習慣病により死亡率が年々上昇傾向にあります。日本とは違って、死亡者数が3番目に多いのが高血圧になります。こういった生活習慣病を職場から改善できないかと考え、「MARIMO5」という会社を設立しました。

・「MARIMO5」について
会社名の由来は、北海道に広く生息するマリモからきています。マリモは適切な環境である透き通った水でないと生きていけない。それと同じく人間も適切な環境で、適切な食生活をしないことには、最大のパフォーマンスを発揮できないのではないかと考え、マリモをシンボルとしました。事業領域は従業員向けの健康教育サービスや社員食堂の改善、職場における商品プロモーション、アジアの職場における食についての研究・開発、国際会議やセミナーの実施になります。

・タイの食の現状
社員食堂を利用するタイ人はとても多いです。日本の場合、提携している食品会社が栄養士などをやとって栄養管理、カロリー計算、衛生管理を行っています。しかしタイの場合、スペースを貸すだけで、上記のような管理はベンダーさんにお任せをしている現状です。そこで、弊社がしっかりとした食に対する教育を一緒になって考えています。
社員食堂向けシェフプログラムは6つのプログラムから成り立っています。

1 健康的な職の在り方セッション。
2 シェフ向けカロリーワークショップ
3 軽量と食材と調味料の選び方。
4 有機野菜を使ったメニュー
5 ヘルシーメニュークッキングデモンストレーション
6 ヘルシーメニュー開発
終了書授与

・従業員向けワークショップ
コンセプトは健康力を上げて企業力を上げるというものです。社員食堂という場を、ただご飯を食べる場ではなく、健康に関する情報を提供する場として活用しています。そして健康というキーワードで事業を展開していきたいと考えている企業と協力して、様々な機会を提供しています。

今後の予定としては、事業を展開させていくために、日系企業の経営者の方々の協力が不可欠です。そして経営者向けに121015時からセミナーを開催する予定です。場所はパーソネルコンサルタント社です。

・まとめ
現在2020年東京オリンピックに向けて日系企業がどうやってパフォーマンスをしているのか、非常に注目されてきます。これから日本から専門家を招いて、日系企業の在り方というテーマのもと講演を開催する予定です。
本日はお集まりいただきありがとうございました。

■辻良子さん

飯田Pとは、あるプロジェクトを通して知り合いました。
現在コンサルタントして、経済産業省や財務省、地方自治体の事業を請け負っています。そして地方創生×アジアを掲げ、日タイの発展に寄与しています。
今までは小田原さんや飯田Pの活躍をFACBOOKで拝見していましたが、本日の話を聞いてRCの今後の活動を実際に見てみたいと思うようになりました。
是非今後ともよろしくお願いいたします。

■バナーの贈呈

■ニコニコボックス


■閉会点鐘 2000

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