2017年6月16日金曜日

784回バンコクスリウォンロータリークラブ例会613


19時開会点鐘
国歌斉唱
ロータリー4つのテスト

GUEST SPEAKER
青木様(小田原会長のご紹介)
山田様(小田原会長のご紹介)

VISITING RTN
東京北ロータリークラブ 和田前会長
西尾ロータリークラブ 手島ロータリアン

GUEST
木村様(藤江ロータリアンのご紹介)
糸永様(小田原会長のご紹介)
髙橋様(小田原会長のご紹介)

・誕生日、結婚記念日
小長井様


・小田原会長より
今日は5時から自転車委員会を行いました。6時から理事会を行いました。それぞれご報告をお願いいたします。今日は青木さんにお越しいただき業績向上のためのエグゼクティブコーチングに関してお話して頂きます。
来週は赤坂さんが最後のスピーチをさせて頂きます。再来週は私の最後のスピーチになります。7月以降、まだ入っていません。どなたかご推薦ありましたらご紹介してください。
インストレーションパーティーは74日なのですが、他のクラブもいくつか入ってきております。バンコクサウスが71日、トンブリクラブが628日にそれぞれインストレーションパーティーをやるそうです。もしご一緒できる方がいらっしゃいましたら、ぜひ一緒に行ってください。以上です。


・北浦幹事
二点、理事会報告させていただきます。一点目は浄水器の選定です。グローバルグランドで、1500万円規模ということで、浄水器の選定でどこ製にするかという議論をさせていただきました。中国製・ドイツ製・日本製ということで、選定基準としては、5年ぐらいの長いプロジェクトということで教育メンテナンスとコストを考慮して決めていこうというところで、基本的に性能はあまり変わらないので、メンテナンス費用とメンテナンスをしっかりして頂けるところを選ぼうということで、ドイツ製というのはメンテナンスが大変みたいでコストもかかるということで、日本製のものが良いのではないかと結論が出ました。
今週梅村さんのお宅で台数や値段、保全費用、教育や納期に関して確認させていただいて見積もりを取ろうという結論となりました。
二番目はインストレーションパーティーが74日ございますが、来週の理事会前にインストレーション委員会をやりますので、皆さん数多く集まっていただいた方が効率よくできますので皆さん6時にお集まりいただければと思います。よろしくお願いいたします。


・飯田前会長
5時から自転車委員会がありました。これは3350地区の他のクラブの方も来られて、一年間上手く自転車プロジェクトを回していこうという会議なのですが、今日が今年の最後の自転車委員会となりました。
今年の残りの部分と来年の計画についてお話をさせて頂きました。今年の最後の贈呈式というのが、623日にございます。場所はヨマラートの社会福祉局で130分からございます。社会福祉局の恐らく一番上の方が出てこられて、我々としては一年間のお礼を申し上げるということと、今年の11月頃に日本の自転車整備センターから、理事長が来られるので、その時に感謝状をお願いしますということを申し上げようと思っております。
これが今年の最後ということで、最初から数えて117回目になります。
来年の予定なのですが、来年は第118回、119回、120回、123回までを計画しております。日本からくる自転車の数がだんだん減っているため、具体的な日程も含めて決められないところもあるのですが、今の所118回目がナコンパノンン、119回目がウドンタニ、120回目がサラブリ、121回目がソンクラ―、122回目がまだ決まっていません。123回目が社会福祉局です。日本のスポンサークラブが静岡のせせらぎ三島ロータリークラブ、富山県の富山シティーロータリークラブ、福岡県のロータリークラブ、この3つが大体決まっております。今あてはめた予定通りに進められるかどうかは順次日本側をフォローしながら進めていきたいと思います。よろしくお願いいたします。以上です。


COACH  A 青木様
始めまして。株式会社COACH Aから参りました、青木と申します。今日は貴重な場を頂きありがとうございます。
私どもの会社の会社紹介からさせて頂きます。
97年にコーチングというものをアメリカから日本に初めて持って帰ってきた会社になります。
事業化してここにつながっているという唯一の会社でして、そういう意味で最初私どもは営業を開始していく際には電話崖と化していく中で大体コーチングという言葉も耳慣れないので高知県の会社ですかですとか、カバンの会社ですかと言われながら営業を開始したというのが最初の頃になります。
私は入社して12年にこれからなります。今183名とありますが、当時は30名ぐらいで、コーチングという言葉もそれほどありませんでしたが、今は少し広まって来たのかなとうれしく思います。
私たち、日本の企業様のトップエグゼクティブの方々をコーチさせているのですけれども、日本の会社さんもどんどん世界に挑戦しているので、世界で戦うトップギアの方々を私たちエグゼクティブコーチとしてご支援させていただきたいと思っていまして、
私たちも外に出始めたのが、一番最初は2010年にニューヨーク・上海・シンガポールを開設をいたしました。12年に香港、13年にタイの方に開設いたしまして今に至るという形になっています。
私自身の紹介をいたしますと、普段はエグゼクティブコーチという仕事をさせて頂いております。何か皆さんにああしろこうしろというのではなく、質問をするというのが仕事です。実はもう一つコーチという仕事をしておりまして、プライベートになりますが、母校が早稲田なのですが、体育会系のバスケ部に学生の頃所属しておりまして、今メンタルコーチを5年間やっています。今まで4回ほどインカレで優勝しております。

今日はコーチングというものをご紹介したいと思います。経営者がコーチを付けるっていったいなんだろうかということと、組織開発や組織変革にコーチングがどのように寄与するのかという点を紹介したいと思います。
コーチというとやはりみなさんスポーツのコーチを思い浮かべるのではないでしょうか。
例えばテニスの錦織圭選手は、マイケル・チャンが監督になってからメキメキと世界ランキングを挙げてきました。実は彼は10人ぐらいのコーチを付けていまして、マイケル・チャンは試合の時だけのコーチです。普段の練習の時のコーチ、食事のコーチ、身体的なコーチなどいろいろなコーチを付けて、今の世界ランキングをたたき出しています。

コーチングは実はスポーツが出所です。ビジネスでコーチングというのが出てきたのはアメリカで1980年代なんです。その頃実は日本がものすごく経済的に力をつけてきていて、アメリカではいったい経営者としてどうしたらいいんだろうかというところで、コーチングというところが経営者にとって注目されたのがスタートとなります。
スポーツの中で、自分は選手としてたいしたことなかったんだけど、指導する側だったり選手を応援する側になった時にこのコーチ・監督だと今までB群だったところがA群に入っていくですとかこのコーチのもとにいると金メダルが取れていくっていう人っていらっしゃいます。そういう方が技術だとかスキルだとか教える以外のことで、選手たちとどういうかかわりをしているのか、これを膨大に集めてきて体系化したのがコーチングになります。発明されたものではなく、発見されたものという言い方をしています。

吉井監督に講演に来てもらったことがありまして、吉井さんがニューヨークメッツにいた時期がありまして、ボブ・アポダガーという有名な投手コーチがいまして、ボブとのやり取りで吉井さんが僕にとってコーチっていうもののあり方を根底から変えましたっていう風におっしゃっていたボブとのやり取りを紹介させていただきます。
“俺はお前のことはわからない。お前のことを一番知っているのはお前自身なんだから、おまえの方からコーチの俺に自分のことを教えてくれよ”と言われたということです。
それに対して吉井さんは“びっくりしました。何か欠点を探して治すのがコーチだと思っていましたから。”とおっしゃっていました。
これはビジネスにおけるコーチのあり方と非常に類似したところがあります。
日本ではマネジメントスキルの一つとしてコーチングというのは普及してきたのかなと思います。実は世界を見てみると、中間管理職の方々が何かコーチングスキルを身に着けるというよりは、それこそトップのマネジメント、トップエグゼクティブの方が自らにコーチを付けてるというのが世界の主な使い方です。
実は日本でもそういうのが少しずつ始まって来ています。

コーチングは何かと言いますと、リーダー開発の手法です。コーチは馬車というのが語源です。馬車は大切な人をその人の望むところへ送り届けます。何かコーチ自身がトラックを走るのではなく、走るアスリートを横で応援しながら1秒でも早くその方がゴールするように伴奏するというのがコーチのあり方になります。

トップの方がコーチを付けるというのが主流になってきております。何に向けてコーチをつけるのかと言いますと、トップの方が一番手にしたいものというのは業績向上ということで、そこに向けて少しでも早く、少しでも確立を上げるためにコーチを活用していただいています。
どうしてトップにコーチなのでしょうかと言いますと、どんな人物にコーチングがより効果的なのか考えた時、コーチは何か駄目なものを回復させるものではありません。より力のある方が、より権限のある方が、より難しい難局に出くわしたときにそれを何とか手に取るために支援をさせて頂く存在になります。
学習のジレンマという考え方がありまして、職位が上になればなるほど権限も力も能力も高い方が上に行くわけですけれども、上に行けばいくほど、組織の中で学ぶ機会は減っていくものです。組織の中から耳の痛い話ですとか、重要な情報がどれぐらい手に入っていくかわからなくなるのが現実です。そういったトップエグゼクティブに対してこの組織内で学べない分をより外からご支援させていただくというのが我々のご支援の内容です。
ある一人の人に対して投資するのならば、誰が一番投資効果が高いかというところでいいますと、トップエグゼクティブかなと思っています。
登りつめた方々に私たちは何もお伝えできることはないんですね。何をするかというと、我々アドバイスしないんです。コーチは質問とフィードバックだけをします。何を決断していきますかということをある意味質問によって迫っていく存在になります。
答えはあなたの中にあるでしょと質問をしていくのがコーチのあり方です。
コーチは質問をしていくということで、相手に喋らせるのが仕事なんです。コーチ側は聞くということがとても大事になります。人は話を聞いてもらうと幸せな気分になるというのが端的な話なんです。人は頭の中で悶々と考えているものが言葉に出してみて初めて自分の考えに気づく動物なんです。
もう一つコーチがすることはあなたが望むゴールはどこですか?それに対して現在地はどこですか?と尋ね、それらのギャップが分かることでそこから行動が生まれて結果が生まれていくということがあります。
また、コーチが大事にしていることは、行動と結果の前提をその方に確認するやり取りをしていきます。その行動の背景にはどういうあなたの物の捉え方や考え方がありますかということを伺っていきます。あなたのゴールのために、その考え方は何か見直しが必要ですかと伺っていきます。前提を伺っていくというのを私たちは経営者の方々としていきます。
自分にする良い質問が自分の人生を決めていきます。相手に対して良い質問をしていくことが、相手に対しての人生を開いていくきっかけになるんじゃないかと思います。
是非問いかけていく、質問をしていくということにご興味を持っていただけたら幸いであります。


・ラッキードロー
飯田直樹さん
おめでとうございます。




・小田原会長より
 今日もお越しいただきまして、ありがとうございました。
 これで第784回バンコクスリウォンロータリークラブ例会を閉会いたします。


20時閉会点鐘


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