2017年8月10日木曜日

第782回バンコクスリウォンロータリークラブ例会 8月8日

782回バンコクスリウォンロータリークラブ例会(201788日)
@インターコンチネンタルホテル4

【メンバー出席者】
鈴木会長、山田さん(SAA)飯田直樹元会長、北浦次期会長、中島元会長、スモン元会長、栗並さん、藤江さん、小田原元会長

19時開会点鐘
国歌斉唱(タイ・日本)
ロータリー4つのテスト

VISITING RTN
バトゥムワンRC ファトスディストリクトガバナー・ チャイワイ様
バンラックRC 鶴田様
大曲RC 佐々木様
西尾RC 手嶋様
徳山東RC 岩本様

GUEST
藤原 孝太郎 様
栗田 マユ様
糸永 里美 様
高橋  花奈 様
村田 知弘 様


《誕生日・記念日》
821日 森場様の奥様

《鈴木会長より》
こんばんは。先週の例会では、日本で発生している雄物川の水害についてお話いたしました。本日は、現地で被災された大曲RCの佐々木様にいらっしゃっていただいています。飯田RNと何度も大曲にお伺いさせていただきました。大曲は、花火がとても有名な土地であります。日本三大花火大会があることでも知られています。大曲地区は、雄物川に大変近いところということで、非常に心配しておりました。後ほど、現地の状況についてお話を頂戴できればと思います。佐々木様はお酒を作り、世界に販売もなされているのです。
タイでも洪水被害が発生しております。本日が締切で、お一人様約1000バーツをスリウォンRC有志で集めています。宜しければご賛同ください。
本日はゲストスピーカーの方もいらっしゃっておりますので、私の話は以上とさせていただきます。

《北浦次期会長より活動報告》
こんばんは。本日は、自転車委員会と理事会がございましたので、そちらの内容のご共有をさせていただきます。
1点目は、自転車委員会の今期の日程が決定いたしました。
118回:ウドンタニ県は、1127日に、富山シティーRCのご協力。(洪水のため、9月から変更)
119回:ナコンパノム県、1218日、せせらぎ三島RCのご協力。
120回:サランブリ県、115日、ダイバーシティRC 参加
121回:ソンクラ県、226日、玉名RC
122回、123回に関しましては、4月末頃ランパン県、6月中旬ごろ、社会福祉局ということで予定させていただいております。

2点目は、友好クラブである福井あじさいRCについてとなります。
1128日の例会にいらっしゃいますので、そちらで交流させていただきます。事前に事業内容につきましては、ご連絡いたします。こちらは立川様がご担当されております。

3点目は、会計についてとなります。
こちらはスモン元会長がご担当されています。赤字は大きく発生してはおりません。プロジェクトアカウントと、オペレーションアカウントに分かれておりますが、プロジェクトアカウントが、37,000バーツほどの赤字。こちらの内訳は、インカムとキャッシュアウトの差となっています。オペレーションアカウントにつきましては、9,300バーツの赤字です。新しい方が1人入会して頂ければ、こちらは問題ない見通しとなっており、会計上は、問題ないとの報告を受けています。

4点目は、サコンナコンの洪水に関してとなります。本日まで有志の方に支援を募っています。ご協力ください。

5点目は、自転車委員会のファンド化という議論がございました。ファンド化することのメリット・デメリットに関してですが、メリットとして、多様な支援ができ、事務局費用を賄うことも可能です。車いすのメンテナンス費用も賄うことができるのではないかと思います。
デメリットとしましては、お金を出されたところと、実際使用するところが違ってくるのではないかというお話がございました。
来期からどのようにしていくのかということを、日本側に聞いていこうとしております。

6点目は、例会についてです。
100%出席が月2回か4回かというところでフィックスしておりませんでしたので、告知出来ておりませんでした。こちらは、2回ということにしていきます。
とは言いながらも出席率が下がるということではなく、4回出席していただくという前提を再度ご認識お願いします。こちらで会員増強を図りたいと考えております。

7点目は、新規入会の佐藤様に関してとなります。
822日いらっしゃいます。ロータリーカード・マイロータリーパスワード・IDにつきましては、Xさんに依頼しており、皆様にもお渡しさせていただきます。

8点目は、情報の共有化に関してとなります。
現在は、メールとFacebookで実施しておりますが、LINEを使用するお話を立川様よりいただきました。検討した結果、セキュリティ問題と、履歴が残らない点、ログが壊れてしまうと過去のデータが閲覧できなくなってしまうことを勘案しまして、引き続きメールとFacebookを利用していきます。

データのドライブにつきましては、書類・過去のドキュメントは事例化したほうがいいといったお話がありました。藤江様が実施してくださる予定です。Google Driveに一元化して参ります。

829日のファミリーナイトにつきましては、飯田様のお繋がりでもございます大の樹様で実施します。詳細につきましては、ウィムさんからご連絡いたします。
日程のご調整のほど、よろしくお願いします。

理事会は、来月から、原則第三火曜日に実施いたします。
次回は、919日に理事会を開催します。

《栗田様・ゲストスピーカーの紹介》
WAFCAの藤原 孝太郎先生です。今は、アジア車いす交流センター日本の事務局の理事をされています。それ以前は、愛知県にある安城特別支援学校にて校長先生をされており、
長く日本の障がい者教育に携わっておられます。昨年、拠点をタイに移し、タイと日本で活動されています。主には、タイの障がい者の教育支援ということに携わっていらっしゃいます。本日は、タイでの障がい者支援の取り組みについてお話をしてもらいたいと思います。

《ゲストスピーカー・藤原 孝太郎様》
こんばんは。ご紹介いただきましたWAFCAジャパンの理事の藤原 孝太郎と申します。
今日はタイの障がい者の支援についてお話します。これまでの経過と、どうしてタイの障がい者支援に携わろうと思ったか、経過と現在の活動についてみなさんにお話しをさせていただきながら、さまざまな形のご支援を頂けたらと考えています。

WAFCAジャパンとWAFCAタイランドが架け橋となり、2011年に愛知県安城特別支援学校、ロッブリー県の学校教員を研修に受け入れてほしいとの提案がありました。
そんなことから、正岡さん・熊沢さん・WAFCAタイランドのほうからタイの教員の受け入れを提案しました。私たちがそれを受けいれて交流がスタートした形となります。
タイの人、35日間学校の中で、一緒に子どもたちと授業をしたり、教育機関に見学に行ったり、2012年からは、愛知県の教員も、ロッブリーを訪れて交流をしようということになりました。そして12年からは、双方向の交流がスタートします。2016年、2月。1ヵ月後に定年退職を迎えるにあたって、引継ぎ等非常に多かったので、是非関係を継続してほしいという思いがありまして、2月に一人でタイに来ました。
そして姉妹校提携の奨励を実施しました。学校の方も、職員、愛知県の教育委員会の了解も得、2月に1人で来たのは初めてですが、空港にはロッブリーの校長先生をはじめ関係者も来てくださり、安心して署名をし、手厚い歓迎を受けました。

こちら(スクリーン上のスライド)は、タイの教員が日本を訪れた記録の写真です。
空港に迎えに行き、左上は空港から刈谷にありますホテルを拠点に、刈谷行きのバスに乗る所の写真です。前の正門で撮った写真です。左下はロッブリーのタイの教育の取り組みについて学校で発表をしているときの様子です。右下は、懇親会の様子です。学校を卒業された方が就労した先の視察も実施しております。

学校では、日本の給食を食べて頂きました。
牛乳を飲む、といった小さなことであっても参考になったとおっしゃっていました。
タイでは、午後3時に飲む習慣のようでした。右下は、今年の写真です。つい先日、7月下旬に日本の教員が訪れた際のものです。エビカニクスといった踊りを子どもたちと一緒に楽しんだ際の写真です。また、タイのほうで、このようなホテルで実習をしている写真がございます。タイの料理、日本の料理を先生方で作って交流するという取り組みも実施しました。そして、2月に姉妹校提携の署名に来られたときの写真です。大変、手厚い歓迎を受け、知事もいらっしゃり盛大に実施しました。
ちょうど、ロッブリーのナライ王祭りをしていました。昨年初めてナライ王祭りにも参加いたしました。

毎年、タイの複数の学校の先生方が、姉妹校の研修ということで、愛知県の学校を訪れるようになりました。また、今年も10月の中旬に日本を訪れます。現在は、WAFCAタイランド、WAFCAジャパンも国際交流の一環ということで、視察を受け入れる協力をしていただいています。

さらに教育長の財務関係の方であったり、教頭先生方、あるいは校長先生方の単独の視察。対象は、国立の孤児院がノンタブリーにございますが、どんどんと視察といった手法が広がってきています。全てをアテンドできてはいませんが、出来うる限り、日本の教育内容・指導を学びたいという強い気持ち・熱い思いのある方々ですので、引き続き協力したいと考えております。

文部科学省・教育省・研究機関も含めて連携方法を模索しております。
今月の月末に、ASEANの特別教育シンポジウムをセントラホテルの中で、500人規模で行いますが、それにも日本の文部科学省が協力していただけることになっています。

これが今年の3月、6月に実施した関東地区の教育機関の視察の写真です。
皆様熱心で、多くの質問もいただきました。質問が終わった5時ごろからは、買い物がしたいとのことで、運動グッズをたくさん買われていました。真ん中の上の写真は、佐川急便の特例子会社の様子です。仕事時に履いている靴をピカピカに磨いてリペアする状況を見せていただきました。こちらは東京の羽田にあり、全国でもこちらだけとのことです。

先ほどお話したように、3月に退職してからWAFCAの理事、6月からアヌサワリに拠点を置いております。
WAFCAタイランド、熊沢事務局長の事務所に、週1回か2回行っています。地方の障がい者の現地調査にも同行しています。
タイの教育省のお手伝いも実施しています。シンポジウム開催の準備や、視察のアテンドも含めて取り組んでいます。日本の教育について大学でもプレゼンをさせていただく機会もございます。英語でスライドを作り、お話させて頂いております。

このあとにお話しする、タイ障がい者エンパワーメント協会の顧問もしています。
地方の障がい者の出会いで、スパンブリー県に行く機会がありました。
タイでは、車いすは全てと言っても良いほど行きわたっているといった情報が多くございますが、実際は、病院に申請したり、役場に申請したりすることによって車いすが手に入ることには入るのですが、実際スパンブリーはあまり遠くない2時間くらいの距離であっても、「車いすが壊れていて直すお金がない」、「バンコクへ部品を求める手立てがない」、「農業以外に仕事がない」といった状況がございます。田舎のエリアの方は、養鶏、養殖、牛の飼育、花や野菜の栽培をしている方がほとんどでした。スパンブリーにあるエンパワーメント協会は、巨大な農場を使って、自給自足型の職業訓練をされているということでの視察でしたが、現地の方々は、仕事を学び、就業できるということで、「わたしたちのような障がいのあるものが、仕事ができるといったことだけで幸せだ」、とおっしゃっていました。「社会の一員となり、ひとつの歯車となれることが大変な喜びであります」と言っています。そのコメントを聞いて、大変大きなインパクトを受けまして、こういった方々をサポートしていきたいと強く考えるようになりました。

壊れてしまっている車いすについては、紐で縛ったり、肘の部分に布をあてたり、皆自分でリペアをしています。道路も未舗装のところが多く、大変車いすが傷んでいるということが分かりました。そこで早速、中古車いすの寄付を募ることにしました。
Facebookや色々な場所で、告知をしましたが、なかなか連絡がなく、AJU自立の家という愛知県の組織でバンコクの事務所があるものがございますが、1223日に30台寄贈して頂き、先ほどの現地の方たちに、リペアした綺麗な車いすが行きわたりました。そして今年の3月に梅村会長から紹介を受け、静岡県の医療法人社団アール・アンド・オーから、100台の車いすを寄贈して頂き、6月中旬から清水港を出発することができました。私のようなものが、40フィートのコンテナに荷物を積み、タイに送るということはとても難しかったです。インボイスであるとか、書類関係のことで、とても頭を痛めました。そして、6月下旬にスパンブリーにようやく到着させることができました。
そのアール・アンド・オーの鈴木理事長様が、再来週ゲストスピーカーとして、このクラブに来られると聞いておりますが、そのような経緯でお見えになるということをお伝えさせていただきました。
23日に、現地で車いすの寄贈式。アール・アンド・オー、梅村会長もいらっしゃる予定です。

取り組みの中で、次にWAFCAジャパン、WAFCAタイランドと、前回も熊沢事務局長のほうからお話がありましたが、1031日から115日。バンコク・アート&カルチャー・センターで、アジア子供絵画展を実施します。教員同士の交流だけではなく、子ども同士の交流を目指します。絵を交換して、両国に飾ります。

クオリティの高い絵を描く子どもの作品は、企業のノベルティ商品への採用も実施しています。アティックアートの紹介も併せてさせていただければと思います。才能があり、絵を描けば、就労・収入に繋がるということを紹介し、今後広がっていけば良いのではないかと考えています。
愛知の取り組みも同様のものが多いので、愛知のパネルも飾る予定です。開催に向けて、こちらもみなさまの寄付をお願いしたいです。

ノベルティは、クリアファイル・カレンダー・図書カード・タオル・手提げの紙袋などがございます。GAKUBUNという会社は、ラッピングした刈谷市の循環バスを運行しています。私共WAFCKAの絵画展、WAFCAタイランドが勧めている教育事業に引き続きご協力をお願い申し上げます。

先ほど、熊沢事務局長からも依頼のお電話がございました。皆様に宜しくお伝えくださいとのことでした。以上です。よろしくお願いします。

《バナー交換》
大曲RC佐々木様、お願いします。

《大曲RC佐々木様》
おばんです。秋田の佐々木です。
「おばんです」は、秋田で「こんばんは」という意味です。
721日の夜から局地的な大雨が降りました。2メートルほどの高さの倉庫が2棟水没するほどの大雨でした。こちら(日本酒)は、倉庫から一昨昨日出しまして、洗ったままの状態のものです。ラミネートの内側に泥がついてしまっていて、売ることができません。保健所の許可がおりないのです。そこで、皆様に飲んでもらおうと思い、持ってきました。中身は全く影響がないので、ご安心ください。
私は、2007年、2008年、2009年、と大曲RCの会長をやっているときに、こちらにお邪魔させていただきました。その足で皆さんが大曲の花火に来てくださいました。
幸代会長、ご主人をはじめ、20数名が来てくださいました。それから毎年バンコクRCをはじめ、多方面から参加してくださっています。多いときは30名くらいの参加があります。お客様がいらっしゃったときには、アテンドさせていただき、一緒に寝泊りをし、サポートしています。もしこれからも、参加してみようといった方がいらっしゃいましたら、今年はもう間に合いませんが、来年以降いつでも連絡をしていただきたいと思います。とくにスリウォンRCの皆様には、初めて参加させていただいたRCということもあり、特別に感じています。
今回は、10年ぶりに参加させて頂きました。水害の慰労もいただきまして、本当に励みとなっております。また、ファストガバナーのチャイワイさんとも数年前に知り合いまして、ちょうど先月の14日に、秋田から10年ぶりに小学校・中学校を統合して不要となった椅子と机を、40フィートコンテナ1台の中に、324セット。10年間かけて集めて、整備し、チャイワイさんのおかげで、無事お届けして、昨日一昨日と、チェックに学校をまわって、インタビューを先生方、教育委員会の方に実施させていただきました。そちらのレポートを持ち帰り、今後、数万台、数十万台と繋げていければと考えています。
要するに、学校が統合してなくなってしまうということは、こういうことなのだと思います。みな、ゴミとなってしまうのです。循環資源協同組合という組合を作り、それらの廃棄物をリメイクし、世界中に送るということで、黒板とかアコーディオンなども対象としています。たくさんのものが捨てられてしまっています。熱のこもった思い出のあるものが捨てられています。お金をかけて廃棄しているのです、日本では。
是非そういった点を念頭に、日本でも目を配って頂き、情報がありましたら、私どもに伝えていただきたいです。きちんと責任を持ち、輸出いたします。
外務省ともよくコンタクトをしています。是非、悩まずに、海外に簡単に送付する方法もございますので、ご相談ください。他には、中国、ロシア南アフリカ、ザンビアのほうまで、支援をしています。タイでは4年前から秋田の学校の生徒をエクスチェンジで迎えておりまして、そんな彼らを育て、将来ロータリアンになるような、きちんとした教育事業をやっていきたいとも考えています。子供を育てていきたいのです。
私の子どもたちも育ち、今やっと一人前になりました。ロータリーの4つのテストというものがございますが、それに常に照らし合わせ、秋田の田舎のロータリーですけれども、今後もお付き合いいただいて、世界の中でも生き残れるような、そんな日本で今後もありたい、と思っています。貴重な時間をありがとうございました。

《乾杯~日本酒・おさげっこ~》
アメリカニューヨークでは、1000ドル程で販売しています。
一般販売はしておらず、輸出専用のものです。
過去には、バンコクでも輸入していました。
おさげっこという名前は、秋田の言葉で、おいしいお酒ということです。

この時間をお借りして、ブンクムRCのアシスタントガバナーの、ジョンコンディーさん、モッさんから、インスタレーションパーティーのときにいただきましたもの(making a difference)をお配りします。今週お休みの方には、22日にお配りします。

《徳山東RCイワモト様》
みなさま。こんにちは。
私もベトナムで障がい者の支援をしています。中部地区の農業しか行えず、平均収入が約10万円といった方々に対して、現地の医科大学の方と協力し、車いすを送っております。
来週、メンバーが100万円ほど、支援させていただく予定となっています。
本日のお話は大変勉強になりました。ありがとうございます。

《鈴木会長より》
秋田の復興に…乾杯。
雄物川の水害では、お亡くなりになった方・ケガ人もおられないとのことで安心しています。タイも大洪水を直近で経験しております。まだ福岡のほうも、大分のほうも復興していない状況が続いています。
藤原様、改めまして、本日は本当にありがとうございます。

《ラッキードロー》
梅村さん協賛のウヰスキーは、スモン元会長がゲットされました。

《今後の予定》
次週はお休み。22日に例会を実施します。
29日は、ファミリーナイトとなります。
大の樹さんにて1830分~実施いたします。
積極的にファミリーをお連れください。

《鈴木会長より閉会にあたり》
お酒があるとお話が弾んで良いですね。
本日は、自転車委員会と理事会がありましたので難しかったと思いますが、
是非例会の際には、1830分までにはいらして、食事をしながらお話をし、
打ち解けていくというのも良いですね。

Hug & Shaking Hands


20時閉会点鐘

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