第556回 バンコク・スリウォン ロータリークラブ例会
2012年11月13日
■ゲスト
浮羽RC 団長包行様・副団長鬼塚様・吉松様・稲富様・高野様・大力様・梯様・半田様・杉様
知立RC 酒井P・水野様・神谷様・早川様・加藤様・大辻様・鈴木明様・武田様・鈴木民也様・山本様・野々山様
東京北RC 和田様
富山シティーRC 中川様
ゲストスピーカー JICA宮下様
■誕生日
11月11日(日) 山田Rtn 59回目の誕生日
■会長報告
11月22日 せせらぎ三島RCから22名来タイ予定。チェンマイへ。
11月23日 チェンマイで自転車贈呈式
■新メンバー田辺様 入会式
塩谷Pご紹介
田辺様は今日で4回目の出席。塩谷会長とは知り合ってから7,8年経ち、非常に親しくしている。また、大変面白い経歴を持っており、現在アメリカ・カナダの国籍を持っており、次期にタイの永住権も取得予定。大変国際性に富んだ方。
田辺Rtn
昔日系企業で駐在員をやっていた。今は独立し、エコ関係の仕事をしており、シンガポールとタイに拠点を持っている。アジア・中東を中心に活動。出張が多いが、出来る限り例会に参加するよう頑張りますので宜しくお願いします。
■ゲストスピーカー
JICA宮下様 (アフガニスタン駐在→カンボジア駐在→現在)
2011年対洪水について~タイ政府による洪水対策と日本政府/JICAの支援を中心に~
昨年は例年の1.4倍~1.5倍の降雨量。浸水工業団地は8ヶ所にのぼり、サプライチェーンに甚大な影響を与えた。
▼チャオプラヤ川の特徴
下流域の河床勾配
チャオプラヤ川 1/50,000m(50,000mの長さで1mの高低差)←緩やか
利根川 1/90,00m(9,000mの長さで1mの高低差)
下流域の流下能力
チャオプラヤ川 3,000m~4,000㎥/S←水が流れる量が少ない
利根川 21,000㎥/S
以上からチャオプラヤ川は上流/下流の区別がつかない程、流れが緩やかである事が分かる。
▼対策本部の曖昧さ
政府のどの機関が洪水への対策を行っていたか不明であった。
現在はインラック首相が委員長を務める「国家水政策・洪水委員会」がトップとなり、指示系統が一本化されている。
▼タイ政府の洪水対策
・新たな放水路の設置、森林保護/回復、早期予報
・制御された氾濫の実施(首都中心地を守るべく、予め氾濫を起こす地域を決めておき、そのための対策を立てる。それによってもたらされる被害への保証もセット)
・既存ダムの早期放水
・工業団地の防水壁(現在、一箇所を除き、全ての工業団地では建設が9割完了)etc.
▼日本政府/JICAの支援
・ポンプ車の手配、専門家チームの派遣
・無償資金協力の再開(①道路のかさ上げ ②アユタヤの水門建設に使用)
・飛行機とレーダーを使った川のチャオプラヤ川全体の高低差の観測 etc.
▼2012年の状況
降雨量は平年並み。早めのダム放水策もしっかり機能し、余裕を持って洪水回避。
▼便利なwebsite
・www.waterforthai.com 川の映像
・www.thaiwater.net/web/ 降水量など
・http://www.haii.or.th/index.php?lang=en ダムの量など
■浮羽RC 包行Pご挨拶
ムンリバーRCの小学校2校に対して、スリウォンRCを通して文房具等を提供する事となった。スリウォンRCには大変お手数かけますが、宜しくお願いします。
■知立RC 酒井Pご挨拶
以前、飯田IPPが知立RCの例会に出席された際、色々とお話を聞き、もう一度お会いしたいと考えた。また、現在チェンマイ体育教育大学の若者コーナーにインストラクターを設ける国際奉仕活動をしている。そのため今回、スリウォンRCに立ち寄らせて頂いた。短い時間でしたが、ありがとうございました。
■富山シティーRC 中川様
今年の2月にもお邪魔したが、再び来年の2月にもお邪魔する予定なので、宜しくお願いします。
■ニコニコボックス
塩谷P
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