第693回
BANGKOK
SURIWONG ROTARY CLUB 例会
10月20日
■参加者(会員:12名、非会員:17名)
[Visiting
RTN]
東京築地RC 多田RTN
東京北RC 和田PP
東知多RC
安藤RTN
豊島プリンス
RC 森脇RTN
[ゲストスピーカー]
石原様
[ゲスト]
白鳥様、稲井様、早川様、細井様、佐々木様、大西様、三牧様、寺本様、若林様、北田様、川村
議事録作成者 川村
■開会点鐘・国歌斉唱・ロータリー4つのテスト 19:00
■飯田Pより報告
1.ロータリーへの出席率に関して
7月度:84.1%
8月度:83.1%
9月度:77.8%
バンコクでは比較的高いですが、日本のRCと比較するとまだまだですので、これからも出席率100%以上を意識していきましょう。
2.ポールハリスの件で梅村RTNより報告。
3.小田原PEより会長研修報告
4.石原様の講演会
5.2つのロータリーニュース
Ⅰ写真コンテスト開催。
タイロータリーデーというフェスティバルが1月に開催されます。
イベントPRのためにロータリーセンターに写真を送り、入賞した暁には、
賞金、賞状、ロータリーデーで表彰、写真が飾られるそうです。
Ⅱ23日休日について
この日は、チュラロンコン大王記念日であり、タイの近代化に多くの功績を残したラマ5世こと、チュラロンコン大王(1853-1910)の逝去日です。チュラロンコン大学の由来になったお方です。
■中島幹事補佐より幹事報告
・11月23日贈呈式について
浄水器8台、自転車300台、図書38万点
日本7クラブから計222万円のご支援をいただきました。
・ゲストスピーカについて
本 日 :ゲストスピーカーの石原様より講演。
来 週 :日本メディカルアロマ協会の吉田様。
11月3日:住田カルチャーセンターの住田様
11月10日:未定
11月17日:日本大使館一等書記官の吉田様 「認知症とその予防対策」
11月24日:二宮さん 「だからインド」
11月3日は函館ロータリークラブから11名の方がいらっしゃる予定。
18時30分に到着するので少し早めに集合し、30分ほど交流をしてから、通常通り議題を始めさせていただきます。
■ポールハリスの件で梅村様から報告。
1年に1回ポールハリスフェローがございます。1口1000ドルから寄付ができ、3年が経つとそのお金がクラブに戻ってくる制度です。
現在本クラブ寄付状況
正岡 :8000ドル
飯田会長 :1000ドル
スモンRTN :11000ドル
中島幹事補佐:13000ドル
梅村RTN :22000ドル
久米RTN :1000ドル
飯田PP :16000ドル
鈴木幹事 :5000ドル
現在メジャードナーは3名。
合計の金額では104クラブ中3番目です。
■小田原様の次期会長研修報告会
第1回ロータリー次期会長研修に行ってきました。
想像していた研修会とは異なり、新聞紙で橋を作る等のチームビルディングを行いました。やわらかな雰囲気の中で交流が出来、有意義なひと時でした。
●自己紹介
東京でコンサルタントの仕事を20年ほどしております。
過去にセミナーを売っていた時期があり、そういったセミナーに参加する社長さん達のお話を伺っていく中で、会社のしくみがわかってきました。それが今の仕事に大きく影響しております。
●顧客対象
顧客マトリックスで縦軸にスキル、横軸にモチベーションのグラフを書いたときにどちらかに振り切っている会社をターゲットとしている。
またその2種類の会社をつなげて新規事業を行っています。
●日系企業の特徴
日本の企業は大小問わずみんな値下げする傾向にあります。
日本は1億人以上人がいるのでマーケットとしては大きいが、社会が成熟しているので、会社同士の競争が激化しています。またどの企業も価格競争に煽られて値下げしているのが現状です。
しかし私は120社のうちの96%の企業を値上げさせているんです。
しかも商品は一切変えず。
また、日本の商品は質がいいのに値段がとても安いと思うんです。
大企業が値下げする理由は、コストリーダーシップをとることで他社を追い出せるからです。
要は、値下げは値上げのための手段でしかないんですね。
某運送会社も同じようなことをやっており、犬を買った場合、下手すると犬の値段よりも、輸送費が高くなる恐れがあるといわれています。
どれくらい値段をあげさせているかと言うと、元値の3割くらいです。
しかし商品の形はまったく変えないというから驚きです。
●値上げの具体的な話
しかし、今取引している会社に対してはけんかになるので値上げしてはいけません。
2年後に価格をあげますといって、約束するんです。
2年の間に新しいマーケティング戦略を立て、自社のポジショニングを変える戦略を立てればいいんです。
新しいお客様で値段が高いから買わないという人は近寄らない。
たくさん仕入れればいいものを安くできるが、これは右肩上がりの会社のみできることです。
数を増やすと人件費、在庫の管理、マーケティングの費用はかさむし、何倍も売らなければいけなくなるので。
しかし高くすると、労力は半分になります。
加えて、お金持ちは徐々に増えているので、ターゲットを高所得者にフォーカスすべきだと思います。
とある洋服の会社が3回目のリストラを行おうと相談に来ました。
私が一番最初に言ったのは、平均3万円値上げすることです。
年間8000着売っているので、大体利益で4000万くらいとれます。
●一般常識は常識でない
日本の経営者の人に値段って何で決まるのって聞くと、大体2つの答えが返ってきます。
Ⅰ「原価。」
それはそれ以下で売ったら会社つぶれるっていう値段です。
値段を決める指標にはならないですね。
また、日本の会社は事業計画を作りすぎだと思います。海外でこれは一切通用しません。
なぜなら3ヶ月先のことなんて誰も分からないですから。
Ⅱ「他社の値段で自社の値段が決まる。」
みんな他社の値段より下げようとしているが、ある人に聞くと他の競合で2割くらい高いところがありました。
他社より高くすると、ブランドがつくと考えてみてはどうですか。
高いから絶対買いたいという層は存在し、彼らは自分を買いに来るので、値段は関係ありません。
私は100年続く会社を調査している組織の初代理事をやっております。
では100年続いている会社に勝つにはどうすればいいか?
それは100年企業よりも値段を上げることです。
100年続いているからこの商品がいいと感じる人はあんまりいないのです。
●モノの値段は顧客の価値で決まる。
商品とサービスの説明の仕方によってその商品価値は変化します。商品に顧客が求める情報を付加すると、値段は上げられるのです。なので大事なのは、説明の仕方を変えることです。
またモノの価値には一般的な価値と顧客特有の価値があります。
事業として、富裕層向けに英会話を360万で売っており、ターゲット層は英語できればパフォーマンスが10-100上がる人なのに、挫折して英語が大嫌いな人です。
マンツーマンの授業で3人に売ったら1000万儲かります。
この本は2年間かけて書きました。読んだ人がすぐに値上げに走ってほしいので、より具体的な例をたくさん盛り込んで書いたのです。
メディアうけしないので、安くして成功した会社しかフォーカスされないです。そのため、値上げして成功した会社は世界中どこ探してもない。
●最後に
ポッドキャストで無料の番組をやっています。私自身とても変わっているので、普通の質問をしてもまったく違った角度から答えています。
ぜひ一度視聴してみてください。
■オークション
ウィムさん 500B
■閉会点鐘 20:00
0 件のコメント:
コメントを投稿