2018年12月19日水曜日

第844回 例会 (2018年12月18日)

844回 バンコクスリウォンロータリークラブ議事録
2018.12.18 INTERCONTINENTAL HOTEL
《ロータリーメンバー》
飯田直樹前会長(SAA)、小田原前会長、鈴木直前会長、栗並RTN、立川RTN、伊原RTN、神谷RTN、ティタパーRTN、入江RTN

《来訪RTN
(京都西RC)竹田様
(武雄RC)清水様
(四街道RC)おうら様、保科様、細谷様、みもと様

《ゲストスピーカー》
山内 英隆様(SCS TRADING CO., LTD.

《ゲスト》
(鈴木直前会長よりご紹介)山田様、村田様、中澤様、中様、船津様、山内様
(小田原前会長よりご紹介)磯村様、中村様
兵藤様、吉田様、とうだ様

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《会長報告 鈴木直前会長より》
・北浦会長が出張で例会欠席のため、本日の例会は鈴木直前会長が代行した。
   
《幹事報告 立川RTNより》
本日の例会は年次総会であった。

・来年度役職発表
設立会長:平田様、会長:立川様、副会長:北浦様、小田原様、
会長エレクト:伊原様(当初は藤江様だった)、アシスタントガバナー:飯田光孝様、
幹事:伊原様、会計:神谷様、直前会長:北浦様
奉仕プロジェクト:飯田光孝様、飯田直樹様、小田原様、北浦様
自転車委員会:立川様、飯田光孝様、小田原様
会場監督(SAA):飯田直樹様、ウィム様、山田様、伊原様、ティタパー様
クラブ管理:ウィム様、立川様、ファンドレーシング:鈴木様
財団:飯田直樹、会員増強:小田原様、栗並様、入江様、佐藤様、北浦様、森様、
ティタパー様、山田様
広報:小田原様、ティタパー様、入江様、佐藤様

・藤井あじさいRCとの友好クラブ締結について
 去年、あじさいRCがスリウォンHPを閲覧したことをきっかけに声を掛けられ、
 浄水器贈呈に参加したことが、あじさいRCとの交流のきっかけであった。
 その後、現在は友好クラブ締結の話を持ちかけられている。
 あじさいRCはフィリピンとタイを1年おきに奉仕活動をしているが、今後はタイでの奉仕活動を強化したいと考えているため、スリウォンとの共同奉仕活動を希望している。
  
《ゲストスピーチ 山内様》
題:本格焼酎講座
・本格焼酎とは
 甲類、乙類の2種類ある焼酎のうち、乙類を本格焼酎と呼び、その条件は、アルコール度数45度以下で麹を使っていること、蒸留方法が単式蒸留であること。

・甲類焼酎、乙類焼酎の違い
 甲類は連続式蒸留(複数回蒸留)クセがなく、アルコールに違い近代的な味わい。
 例:JINRO(ジンロ)、鏡月など
 乙類は単式蒸留(1度のみの蒸留)で原料由来の豊かな香り、味わいの深さが特徴の伝統的な味わい。
 例:黒霧島、いいちこなど

・本格焼酎の歴史
 最古の焼酎は果実の糖分で自然発酵した果実酒である。
 東アジア一帯では、麹カビの透過酵素を利用した酒作りが行われていた。
 10世紀末には既に蒸留酒についての記述があり、当時すでに作られていたとの記録もある。
 日本への蒸留酒の伝来は諸説あるが、タイから入ってきた説が最も有力とされている。
 焼酎という文言は、鹿児島県北部の伊佐市にある八幡神社改修に携わった大工の落書きの中に書かれていた焼酎という文字が発見した。

・芋焼酎の歴史
 1705年に指宿市にいた前田利右衛門が琉球からさつま芋を持ち帰ったことから始まった。
 鹿児島のシラス台地は水捌けは良いが耕作面積が取れず、米を耕作できにくいことから、米の代わりにさつまいもが焼酎の原料となった。
 2003年には糖質ゼロの本格焼酎がブームになり、その人気は清酒を抜いた。

・本格焼酎の選び方

1. 麹の色、黄麹、白麹、黒麹
 現在、黒麹を使用した焼酎が主流。
 黄麹は飲み口はスッキリしているが、クエン酸を生成しないため雑菌に弱く、
 焼酎メーカーとし扱いにくかったものの、現在では技術発達により黄麹の焼酎も製造されている。
 白麹、黒麹はクエン酸を生成するため、管理がしやすい。

2. 芋の種類:白芋、赤芋、紫芋、橙色の芋
 芋の色ごとに味わいは異なる。

3. 蒸留方法:常圧蒸留、減圧蒸留
 常圧蒸留は一般的な蒸留方法。約100度のスチームで沸騰させ、アルコールを抽出する方法。芋焼酎など味わいを引き出したい時に利用される。
 減圧蒸留は圧力を下げる(沸点を下げ)蒸留をするため、クセが出ない焼酎を作ることができる。

上記3つの条件の組み合わせにより、多種多様な焼酎の種類が存在する。

・企業紹介
 鹿児島市内から約1時間ほどにある日置市日吉町に位置し、近隣には明治維新に活躍した小松建顕の生家もある。

・小正醸造株式会社の歴史
 初代、小正市助により創業。
 2代目嘉之介が戦地から戻り、米焼酎を長期貯蔵したメローコヅルを発売。
 3代目芳文が蔵の師魂を製造。
 4代目が嘉之介蒸留所を設立し、スピリッツ、コマツジンを製造。

試飲タイム

20時閉会点鐘

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