第526回 バンコク・スリウォン ロータリークラブ例会
2012年3月6日
ゲスト(敬称略)
■ゲストスピーカー
松川敦志(朝日新聞社)
■ゲスト(敬称略・順不同)
藤谷健(朝日新聞社) 和田Rtn(東京北RC) 安藤Rtn(東知多RC)
松田Rtn(葛飾RC) 藤井Rtn(東京リバーサイドRC) 古西(飯田会長のご友人)
ニコーンPP(ルンピニRC) スラデートPP(ルンビニRC)
会長報告
■5/8の2770地区Party
・3/2に2770地区と軽い打ち合わせを行っいました
・次期国際ロータリークラブ会長の田中作治さんの出身が2770地区の出身ということもあって、Partyを盛大にやりたいと計画されています
・会場のセッティングなどに関して助力をしていく予定です
<5月の予定>
5/5 台湾のRCとの親睦会
5/6 世界大会、その後ローヤルオーキッドホテルにてJapan Nightを行います
5/7 2700地区(福岡)との親睦会
5/8 2770地区(埼玉)との親睦会
・・・忙しい一週間となりますがご協力お願いします。
■東北福島県田村町薬箱プロジェクト
・3/3に山田Rtnと行って参りました
・田村町は原発から30Kmしか離れていない場所にあります
・富山、バンナー、スリウォングRCから325箱の薬箱を寄付しました
■プリペットについて(発表者:塩谷次期会長)
・ピサノロークにて3月2日~4日まで研修を受けてきました
・総勢250人ほどで、非常に有意義な講習会でした
ゲストスピーチ(朝日新聞社 松川様)
3・11東日本大震災に関して、現地で取材された記者として感じたことをお話いただきました。(以下、語調が変化いたします)
【震災当日、現地での取材】
地震発生直後、すぐに飛行機で仙台に向かった。高台などから見渡すと街が丸ごと飲み込まれているのが見て取れ衝撃的であった。
翌日、全く情報が入っていない女川町(おながわまち)に取材に向かったところ、電柱にガスボンベが引っかかていたりと、推定20m以上の津波が来たことが予想された。
12日時点では政府も「どこにどれほどの被害が出て、どれほどの物資が必要か」を全く把握できていなかった。また送電線や中継地点などが破壊されているため、ほとんどの通信手段が役に立たなかった。被災地近くに存在した4台の衛星電話も1台しか使えず、それを使ってようやく外部に情報を流すことができた。
【現在、復興に関しての取材】
今現在では復興のためいろいろな試みも成されているが問題は山積している。福島いわき市はほとんどの瓦礫が撤去されたが、新しい家はまだ建っておらず住居の土台のみが残されている状態である。そこで生活していた生存者の方は奥さんを津波にさらわれてしまい、今でも見つかっていない。定期的にお花を家の跡地にお供えしており「近くに観光名所の塩谷崎灯台があるから、そこに訪れた人たちにここでどんなことがあったかを感じてほしい。そしてよければ手をあわせてお祈りしてほしい」とおっしゃっていた。
【思ったこと・変わったこと】
・今も被災地で生活されている方々は苦しい生活をしている。
・記憶を風化させてはいけない。伝えることが大切。
・短期間に大金を頂くよりも、長期間に小額ずつでもいいので援助をしてほしい。
・自分の身近な人を大切にしたいと思った。
【質疑応答】
Q;被災地で今求められているものは何か?それはどうやって知ったらいいのか?(飯田会長)
A;復興から1年が経とうとしており、食べ物や着るものといったすぐ必要なものより、他の物が必要とされている。ニーズは多様化している。今はインターネットを通じて必要なものを提示してマッチングをする試みもなされている。
Q:衛星電話は普及しているのか?(塩谷PE)
A;個人で所有されている方はまずいない。そして被災直後は電気も通らなくなったので充電ができず、電話を長時間使うことはできなかった。
Q:物資よりも心のケアを必要とされるかたが多いのは本当か?(塩谷PE)
A;必要とされている。特に一人身の方は今現在が冬ということもあってか、外部と話す機会を持つのが難しい。折角生き残っても孤独に耐えられず自殺してしまう人が少なからずいる。
Q;東北3県の中で宮城県に一番大きな津波が来たのか?(ウィムAG)
A;確かに宮城県は大きな被害が出ているが、それは宮城県が他の県に比べ平野が多かったため。岩手県も福島県も同じくらいの津波が来たと考えられる。
☆ニコボックス
安藤Rtn
☆ラッキードロー
梅村Rtn
☆オークション
ウィスキー 1000B 木本Rtn
たこせん 1000B 梅村Rtn
えびせん 500B 木本Rtn
SAA中島 書記 高田・山崎
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