第526回 バンコク・スリウォン ロータリークラブ例会
2012年2月28日
■ゲスト
JTBタイランド 取締役社長 神田辰明さん
廣貫堂タイランド 代表取締役 東原竜利さん(コーポレート会員)
日テレ 報道局バンコク支局記者 山崎大輔さん
■会長報告
•ウドンタニの皆様、焼津南RCの久保田会長からお手紙を頂きました。
•ポールハリスフェローは3月31日までですので、ご支援よろしくお願い致します。
平田設立会長から3000ドルのご支援頂きました。
•スクンビットロータリークラブのスチャート会長からフレンドシップナイトのお誘いがあ ります。皆さん、是非ご参加下さい。2月29日水曜日18:30~セントジェームズホテル 参加費500バーツです。
■今後の予定
・3月17日 地区大会
・3月3日 山田Rtnと第2回薬箱projectに行きます。
田村社会福祉協議会に325箱の薬箱をお届けします。
・5月6日 JAPANナイト シェラトンオーキットにて開催
・5月7日 福岡のガバナーと昼食会
・5月8日 埼玉RCとJAPANナイト
■政岡PPより3350地区自転車projectのご報告
•12月初旬、ウボンにて450台の自転車贈呈儀式を行ないましたが、その関係で、せせらぎ三島Rtnがウボンに行きたいとのご希望があり、3月14,15,16,30日のどこかで来タイ予定。
•南部ラノン県への220台の自転車贈呈を塩谷次期会長が日程調整を行っております。
•財団法人自転車整備センターの山本理事長、門倉次長、片岡さんの3名の方が4月18日水曜日に来タイされ、日本大使館や社会福祉局局長にご挨拶をする予定です。
•実務を行っているサイカパーキングと、今年6月までに、あと何台を送れるのか、政岡PPが今後の予定を協議とのことです。
■ ゲストスピーカー JTBタイランド 取締役社長 神田辰明さん
JTBのタイランド支店取締役社長神田辰明さんをお招きし、ご講演をして頂きました。JTBタイランド様は5月の世界大会の際の、日本RCの皆さんの来タイを斡旋しており、現在既にGWに30クラブ約800名の申し込みを請け負って頂いております。
【日本からタイへの観光者の現状】
日本からタイへの旅行者は毎年、約100万人前後を推移していますが、近年では赤シャツ騒動や洪水の災害のために、時期によっては完全に旅行者が途絶えてしまい、例年より旅行者がぐんと減る年もありました。日本のマーケットはこういった災害や騒動に実にセンシティブで、中には未だにバンコクが洪水で水に浸かっていると思っている人もいるほどです。現状の旅行客は、工場の復興関係の方が多く、観光に来ている旅行者は例年の7割程度だと言えます。
【タイから日本への観光者の現状】
一方で、東日本大震災が原因で昨年は芳しくなかったものの、タイから日本への旅行者は年々増加傾向にあり、近いうちに30万人/年に到達すると思われています。
旅行者の観光内容にもバラエティーが増え、単なるパッケージツアーではなく、個人旅行で北海道やアルペンに行く人も増えて来ています。
パッケージ旅行では何かと食べ放題が非常に人気でなのですが、味にはうるさく、添乗員が箱ごとナンプラーなどタイの調味料を持っていったりしています。かつて日本人がタイ旅行で食事中に醤油を求めていた姿が重なって見えます。
タイから日本への旅行で今、一番の障害となっているのは、依然としてタイ人がノービザでの旅行が出来ないという点です。日本の警察庁•法務省が未だにタイ人に対する心証が良くなく、犯罪の温床になると考えているのが原因だといえます。
ただ、日タイ関係は良好なため今後、ビザが免除になる可能性は十分にあるのではないでしょうか。
【東南アジアの中でのタイ】
現在、東南アジアで日本人に1番人気はなんとシンガポール。昨年比、200%増という脅威の数字をたたき出しています。原因はSOFTBANKのCMが、2010年6月23日にオープンしたMarina Bay Sandsを使い、それが日本人観光客を魅了しているようです。2位は、ベトナム航空が実現した格安航空運賃が奏功したベトナム。
そんな中、タイの日本人観光客は特に増加は見られませんが、近年、特に中国人、ロシア人、インド人の観光客が非常に増加傾向にあり、2010年を境に中国人の観光客が日本人のそれを上回りました。観光業にもグローバル化の波が押し寄せて来ているようです。昨今ではバンコクでホテルの建築ラッシュが起っていますが、この日本人以外の観光客の増加がホテルの供給過多を相殺できるか。これがタイのホテル業界の価格破壊を起こすかどうかのキーポイントとなるのではないでしょうか。
☆ニコボックス
塩谷次期会長
☆ラッキードロー
スモンさん
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