2013年1月31日木曜日

第565回 バンコク・スリウォン ロータリークラブ例会

565回 バンコク・スリウォン ロータリークラブ例会
2013129




ゲスト
ゲストスピーカー バンコク病院 Dr レヌー様
福岡浮羽RCより 
横溝会長、稲吉幹事、清原元会長、稲富元会長、高野元会長、石井前幹事、半田元幹事、梯時期幹事、杉Rtn、拝生Rtn
鈴鹿シティRCより
岡村国際奉仕委員長、大泉15周年実行委員長、樋口15周年実行委員
東京北RC 和田前会長
塩谷初子様、南都まき子様

結婚記念日/誕生日

【誕生日】
 131日 田辺Rtnの奥様

会長報告
1/26】バンナーRCの浄水器贈呈式をシラチャーで行ってきました。
1/28】福岡浮羽RCの図書贈呈式をウボンラチャタニーで行ってきました。
1/29】福岡浮羽RC、鈴鹿シティRCからゲストにお越し頂いてます。
2/4】アムナートジャルン県にて浄水器贈呈式が行われます。
 浄水器贈呈式ですが、私は大阪のメンバーを待って4日に合流します。

■幹事報告 中島幹事
 2/4 スリウォンRCのメインイベントである浄水器贈呈式が、アムナートジャルンケンにおいて行われます。スリウォンRCから11名、日本から18名の総勢29名が参加します。
23日(日)1430にドンムアン空港の6Bカウンターにパスポート持参で集合して下さい。当日はスリウォンRCのジャンバーとポロシャツでお越し下さい。

■浮羽RC 横溝会長 挨拶
 昨日ウボンラチャタニーの小学校にて図書、ノート、鉛筆などの贈呈式に参加してきました。保護者の皆様にも本当に喜んで頂けました。本当に良かったと思っております。これもスリウォンRCの皆様のご協力があってこそです。今後もお伺いするかもしれませんが、その際は宜しくお願いします。本当にありがとうございました。

■鈴鹿シティRC 大泉15周年実行委員長 挨拶
 私共のクラブは今年で15周年を迎えます。15周年事業のひとつとしてアジア支援事業というものがございまして、タイに救急車を寄贈出来ないか模索しておりますが、現在難航しており、実現が難しい状況と伺っておりますが、一度現地に来てみなければ分からないという事で今回お邪魔させて頂きました。滞在は非常に短いのですが、これも何かのご縁ですので、何かあれば宜しくお願い致します。

Wim様 make-up報告
 大阪出張の際に大阪南RCの例会に出席してきました。大阪南RCは大阪駅近くのスイスホテルで火曜日の午後に例会を行ってらっしゃいます。130名程のクラブです。おそらくタイ人Rtnとしては初のmake-upだと思います。

■ゲストスピーカー バンコク病院 Dr. レヌー様
【バンコク病院の日本人クリニックの医長であるDr.レヌー様に、日本人が注意すべき病気とタイでの介護現状について、たくさんの事例を交えて行っていただきました】

私は日本で医学を勉強して、その後タイで病院に勤めました。その後バンコク病院から日本人専用のクリニックをやってみないかと言われました。それから13年程経ちます。最初は健康診断だけだったのですが、段々と信頼が出来て患者さんが増えてきました。当時はタイの医療は発達していなかったのですが、現在では世界水準の医療を実現しています。

日本人が注意すべき病気ですが、下痢や食中毒はタイではよくある事です。香辛料をたくさん使っている料理が多いので、タイ人にとってはごく普通の事です。血便などが出なければ、食事制限をすれば12日で自然と治るものが多いです。ただ、熱が長く続く場合は注意が必要です。タイではデング熱の患者さんが非常に多いです。蚊に刺された時は注意が必要です。肝炎、破傷風、日本脳炎については予防接種をしておけば心配ありません。狂犬病もほとんど心配ありませんが、インフルエンザには注意が必要です。

現在メタボリックシンドロームがタイでも問題になっています。都会生活で運動不足、カロリー過剰摂取が主な原因と言われています。BMI、体重、腹囲である程度判断出来ます。メタボリックシンドロームは高脂血症などの慢性的な病気につながりやすいので、それらの数字が気になる人は減量や生活習慣の改善に取り組んで下さい。健康診断を受けた時は医師に何に気を付けるべきか相談するようにして下さい。

タイの介護の現状ですが、タイには介護施設がほとんどありません。日本のように介護士という資格もありません。年配の人が入る福祉施設や老人ホームのようなものはバンコクにいくつかありますが、食事を作る人と掃除をする人とマネージャーがいるだけで、ほとんど何もしてくれません。タイには介護のシステムが確立されていないので、自力で生活が出来ない人を受け入れる施設が非常に少ないです。しかし、タイ政府は介護の必要性を感じ始めています。
現在タイの法律では看護助手や介護士では注射を打つことが出来ません。医師と看護師だけが患者に対応しています。しかし、タイの労働厚生省が介護士の役割や職場について規定を定めるように動いています。今後は介護士の免許なども出来てくると考えられます。

 完全介護の施設について、様々な問い合わせを受けています。チェンマイの日本人村から介護施設を作って欲しいという声も頂いております。そして今、民間企業が動き出していて、日本の長野県から介護施設運営の実績がある企業が進出してきています。その企業は介護士の養成にも力を注いでいます。(18日の例会のゲストスピーカーをお願いした甘利先生とレヌー様が協力して、タイにおける完全介護施設の実現を目指している)
最後に、タイで救急車を呼ぶ際は「1669」です。これは全国共通です。

ニコニコBOX 塩谷会長、鈴鹿シティRC

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